地域活性化とは


休む間もなく、月曜日がスタート。

今日は、田舎暮らし相談窓口のfacebookページを開設いたしました。

丹(まごころ)の里 田舎暮らしワンストップ相談窓口facebookページ
http://www.facebook.com/onestop.tamba

開設にあたり、そういえばロゴないんじゃない?名前だけだと丹波市の話ってわからないんちゃう?等、裏で色々議論されながら進めております。

これから、空き家物件や求人情報、農家体験等のイベント情報等々、色々ご提供しようと思っています。お楽しみに。

そういえば先日、井口さんは地域活性化についてどう思いますか?という、ざっくりとした質問を受けた。

正直に申し上げました。
そもそもあまり、地域活性化という言葉が好きになれない自分がいます。
なんか、既存の地域の人がまるで活性化に取り組んでないとか、まるで不活の状態であるとかいうニュアンスで使われるのがしっくりきません。
使う人によっては、地域に住んでもないのに神様のような立ち位置から有難い御言葉のような助言をくれますが、正直どこの何様やねんっていう感覚を覚えたりします。

僕自身は、丹波に来た目的と、丹波にいる目的は“地域課題を解決すること”です。
ここでいう地域というのは、丹波です。丹波が抱えている社会課題を解決することをやりたいと思っています。

なので、地域活性化することが課題を解決するならば取り組みますし、逆になんの解決にもならない場合は取り組みません。絵に描いたような“活性化”を望まない地域の人も沢山います。

また、地域活性化という言葉は実に曖昧で不完全な言葉であり、具体的な行動内容としては色んな活動がこの言葉に含まれてきてしまいます。なので、当てはまる場合もあれば当てはまらない場合もあるという、こちらもざっくりとした応えになってしまいます。

地域というのは結局、最小単位はそこに住んでいる人達の“家”であり、“家”のまとまりであると捉えています。それぞれの“家”にとって喜べる内容でなければ意味がないと思うんです。何を取り組むにしたって。
地域のためにって活動して、気づいたら自分の家が崩壊してたってなったら、何も笑えないでしょう。そういうもんだと思ってます。