半農半公の地域おこし協力隊
http://www.city.tamba.hyogo.jp/soshiki/nou-shinko/nou-shinkou-hannouhankou.html
個人的な所感。
これ結構、正直難しい案件やなと思っていて。
◆立ち位置が公務員になるから、勤務中の行為は公務になる。公務になるから、自分だけに関係する農地で農業してたら公務じゃないやんけと言われる可能性がある(=3年後の自分が就農する為の農業ができない)という懸念。休みの日(=週2日)だけで農業出来る訳がないので、本当に3年後新規就農を目指すのであればスタートダッシュができるようでできないんじゃないかと思われる。
◆公務員なので副業できない。(副業で農業して収入を稼ぎ始めるという体験が3年の任期の間できない)
◆半分公務員しないといけないので受け入れる農家さんとしても常にずっといる人員じゃないので自身の経営において頭数に数えにくそう。
ただ、メリットとしては委嘱職員扱いの他の協力隊より支給される金額が高い。月20万稼ぐ農家になろうと思ったら早くても数年はかかるから、その点からするといい。
でも、デメリットとして先述の内容がのっかってくる。
だから、この案件については、
“これから農業に関わる仕事につきたいと考えていて、3年後自分もある程度農業を行いつつ、でも収益の柱としては農家の中間支援(販売代行、六次産業化推進、加工品生産、流通支援等)を行う事業で食っていきたい”
ってなことを考える人にとってすればなかなかいい3年になるかも。
ご興味ある方は応募してみてくださいませ。
制度や仕組みとというのも一つのツールでしかない。ツールは何かの目的に対しどう使うかというツール。
使う人がどう使うのか?使いたいのか?それをちゃんと考えてご応募したらどうでしょう?
地域おこし協力隊はほんとあっちゃこっちゃで賛否両論。
ただ、傍から聞いてる限りでは行政が悪いとか応募するやつが悪いとかどっちがいい悪いとかって話じゃなくて、どちらも悪い。どちらもぬかりなくどう使うかを考えておくことが大事。
何事も人のせいにしてるやつはどこの世界にいっても生きていけませんぜ。
夕方は篠山市のみたけの里舎へ。新米ができあがったそうで。もうすっかり秋でございます。
夜はそそくさと準備をして和歌山市に。20時過ぎに家を出て、22:30頃到着。
小学校からの同級生が22日結婚式ということで、カメラマンとして参列要請があり。いやはや、人生何がどうなるかわかりませんな。梅酒飲んで即死的に就寝。