定例風呂day


午前中は氷上住民センターへ。まちづくり指導員さんたちと意見交換に。

我々も移住だけでなく定住というものまで視野に入れながら活動を日々している訳やけど、およそ定住という側面においてまちづくり部のまちづくり指導員さんを含め、彼らが動いている2019年に設立する予定の市民活動推進プラザ(&男女協同参画センター)と被る部分が出てきている。その為に調整をかける前の段階の、意見交換。

世の中の物事をなんでもかんでも行政みたいに縦割りにできたら苦労はしない訳で、それは会社もそう。人材の会社が大きくなるにつれて人材紹介はあの会社、人材派遣はこの会社、求人広告はその会社と分けていったところで、必ずと言っていいほど現実はそう綺麗に分かれることが少ない。

定住という大きな括りもそう。
移住してきた人が長く定住できるようにと、例えば移住した後に地域との関わりで相談受けたりとかは理解できるけど、ああいうことがしたいけどどうしたらいいかわからないとか何か補助金ないかとか誰か話できる人繋いでくれないかといった類になってくるとそれはもはや市民活動推進の分野。でもそうだからといってそこからそっちに繋ぐべきなのか、それとも追いかけていくべきなのか。最終的にそれらは別々の場所でやるのか一緒にやるのか。これから色んな調整をかけていく必要があるんやろうなあと。

観光でも最近あちこちでDMOをつくってたりもするけど、あれも結局色んな組織で行われている同じような事業の重複をなくすのが目的だったりもするし、全国的に地方創生がどうとかいい始めて、まがいなりにも真剣に考え始める先もでてきて、やっぱり真っ向から迎えるとそういったほんまになんとかせなあかん問題を解決しにかかるようにもなる。

必要なタイミングだったのかなと、考える上で。

夜は若駒の金子さんと三木市の風呂へ。

丹波市に引っ越してきて割とすぐくらいから不定期やけど定期的、三ヶ月に一回くらいのペースで行ってる近況報告会的風呂旅。今回は三木市の湯庵。ええ風呂でした。有馬温泉みたいな金泉あったり。

もう金子さんとは何回いったのかわからんくなってきた。

いやはや、やっぱりですね、生きてると色々ある訳です。一人で解決できるものもあれば、できないものもあり、
一人で消化できるものもあれば消化できないものもあり。

今でこそあっちゃこっちゃで“Iターン”がどうとか、“移住者”がどうとか世間もゆうてるけど、僕自身は丹波市にきたその時まではそんな事は一切に念頭になく、田舎で暮らしたいとか、田舎にいきたいとかそんなくらいしか考えてなかったギリギリの狭間の人種だと自覚してる。

Iターンしたいとか、移住したいとかいう概念がなかった。

およそ移住者やらIターンやらは話題にしやすいし、目立ちやすい側面があって、よそからきた人らが地域の為に頑張ってくれてる、地元のやつらはそんなに関心ないのにとかいうことを言うてくれる地元の人らもおるけど、そうじゃないんよなぁ、と、引っ越してきて月日が経つ度に自分も地元の人化してきてるからそう思うことが強まってくる訳で。

移住してきた人同士というのがわいわいきゃっきゃできてるのは、こうして裏で相談に乗ってくれたり、最近どうや?生きとんか?ゆうてわざわざ顔を出してくれたり、こないだテンション低かったけどどないしたんや?飯くいにいくか?話くらい聞くで?ゆうて声かけてくれたりする、移住者としての先輩やら地元の人やらがいるから平気でいられる訳であって、年が一回りもふた回りも上の人であってもまるで同年代のツレのように接してくれる人がおるから気持ちよくなんでも相談できて意見が言えて一緒にやれたりしている。

どんな立場であれ、どんな年代であれ。
別に同じ組織に属してる訳でもないし、別に相談のることが仕事でもない。話きいたら金になる訳でもない。でも助けてくれる。そんな関係性。

所詮一人で考えられる物事は限られていて、一人でできることはとても小さくて、一人で解決できることはたかが知れてるのだ。

で、今回の話はほぼ子育ての話でした。ありがとやんしたー