大阪飲み


昼から大阪へ出て、夕方今年度の移住関連の打ち合わせでローカルキャリアカフェの川人と会いに。
よその事例なんかも聞きながら、今年度の傾向なんかを模索する為にあれやこれやと意見交換。結局、昨年度自分の思うことをあちこちにふいてまわって、結局大局的にも流れが自分の思っている方向に流れていってるから、自分の体感値は間違ってないなという確信めいたものを得たので、まあとりあえずいいかな。ありがとうございました。

夜は飲みに。去年行われたソフトバンクのインターンシップ事業のture-tech

そこでシビックプライドをテーマにしたお祭りチーム。唯一インターン期間中に提案がまとまらなかったということで再提案をしたものの、結局どこかモヤモヤしたままの終わりを迎え、再提案した12月半ばの夜、青垣町の地元の人らとの打ち上げがあり。地元の人らも帰った後、日をまたいで深夜までなんやかんや話し込んで、26時くらいにふと閃いた、

『全国の裸祭りに参加しまくり、世の中の裸祭りのソリューションができるようになる!』

という、いわば深夜の謎のハイテンションで盛り上がったあの、飲みの席の勢いだけの話。ちゃんと続きが刻まれていて。

アホな空想話で終わらさず、ちゃんとマジであちこちの裸祭りに参加し、(もうすでに7箇所くらいめぐってるらしい。まじアホ笑)あろうことかここにきて、祭りチームのふみやが、裸祭りをテーマに論文を出すんだと。それでこの週末丹波にくるってので、今日お互いたまたま大阪に居たので飲みに。

どんな論文になるのか、話を聞いてみると、全然アホな話じゃなく、とてつもなく真理をついたものになる予感をさせるもので。

かいつまんで言うと、世の中の祭りは全てもともと定めた目的がある。五穀豊穣の為とか、海辺の地域なら大漁祈願とか。自分たちの地域の為になる、もっと言えば、自分たちの利益に繋がる目的であるのが自然。で、うちのような裸祭りとかになってくると、これがなんと厄除けということが文献にのっていてわかっていると。つまり、青垣町の宿場町には但馬と京都を出入りするいわばよそ者の往来がたくさんあり、旅人が道半ば安全に目的地につくようにといったことまで含んでるんじゃないかと。そうなってくると、青垣町の裸祭りは元々昔から地元の人以外にも短期滞在中とか通りすがりの旅人的人たちも当然のように参加し、色んな人が混ざっていたこともあって、厄除けやったんじゃないかと。

これが歴史的文献とともに、事実であるとしたならば、今はただ地域のお祭り、地域の人達だけのものとなってしまっているのは、元の目的からすると間違ってるんじゃないかと。これが立証されれば、根本的な大事件であり、革命的な発見でもあるんじゃないかと。そんなことになりつつある。ここにきてまじおもろいことになってきた。

その、文献あさりに、この土日、丹波市に足を運び、調べまくるんだと。いやぁもうこれはやばい。真実が楽しみすぎる。

今までの人生において、ここまで人の書き上げる論文に興味がわくことはなかった。
まじ楽しみやし、その楽しみの為に、完璧完全なものにする為に自分もやれることは全部突っ込んでやりたいと思えたのは初。

これはきっと、仕上がれば、かつての出町以来というか、干支一周に一回しかない、特大インパクトになると思う。それくらい、ふみやがやろうとしてることは、丹波を含め、他の田舎の裸祭りを行なってる地域の希望の兆しになるんじゃないかと。論文の真意を聞いて俄然テンション上がった。

日本全国には世の中のお祭りを研究してる大学教授もいるらしいけど、実際に裸祭りを体験してる人はいないだろうし、実際に体験してきてる中でのあちこちを比較した上での今後の対応策とか話聞いててももう感心するレベル。まじおもろい。やっぱ実体験伴ってくると話の重みが違うね。

というわけで、これに関心のある丹波人は是非とも一緒に協力してあげてほしいなあと。

っていうか、そもそもふみやのいってる大学の柔軟さもすごいなあと思う。21世紀枠っていう、興味のある分野の勉強ができていつでも内容を替えられるっていうめっちゃいい環境。大学って全部そうしたらいいのにって思うけどな。自分もそうやったけど、法学部とかそれまで法律の勉強なんかしたことなくて、自分にあってるかどうかなんてわからんのに、4年縛られるんやもんな。リスクめちゃでかい選択肢を、おまけに入試というハードルまで用意されていかなあかんて。仕組みで人をダメにもできるし、良くもできる。