中国の人に日本語を教えるという機会


毎週月曜日、うちでやってる学習塾、みんなで学ぶ学習道場。

本日、これまでにないことが起こった。
市内の某企業で働く中国人の女の子が日本語を勉強したいということで塾にきたのだ。20半ば。

うちの塾生は小学生と中学生。
同じように、一緒に勉強してみた。小学校レベルの、国語の問題で。

ちなみにその子のレベルとしては、会話は普通に問題なくできる。
外国の人特有の片言感は若干残るものの、なんの支障もない程度。
よくよく考えたらすごい話ですね。第二言語でそんだけ話せたら。

日本人にとって中国語を勉強する上で、ある程度英語を理解していると理解しやすいのと同じで、中国人にとっても日本語を勉強する上である程度英語を理解していると理解しやすいのだろうなと。文法の観点で。

最初はどうしようかと思ったけど、
大学の時まがいなりにも第二言語として中国語を選択していたので、ある程度のことは理解できたので、意外と教えることができるもんだなあと。

少しややこしいのが、漢字一字一字そのものが持つ意味が違う漢字が存在して、それを踏まえながら勉強するとわかりやすいんだろうな。

日本の子供に日本語を理解させるのもなかなか難しいのに、外国の人に教えることができるんだろうかと思ったけど、同じ人間やから、なんとでもなるもんですな。

うちの学習塾は日々、色んなチャレンジが持ち込まれます。

僕にとってもいい刺激になって。いい機会をありがとう。

ニュースではね、日本と中国は色々あるということしか流れないけど、こうして対峙して、話していたら、同じ人だなあと思うし、国がどうとかまじどうでもええなあと思いますね。
日本語を勉強したいっていってくれているのを、どこに咎める理由があるんだって話ですね。うれしい話じゃないかと純粋に思った日でした。