正負の概念
夜はみんなで学ぶ学習道場。
新しい生徒の体験入学があったりと、少しずつ人数が増えておりまして今8人かな。
それはそうと、最近個別指導をしている中で複数人、
中学校で最初に習う数学の「正と負の数」において、このマイナスの概念が理解できないまま今に至り、そのまんま数学が嫌いもしくは苦手という状況に陥っている塾生が多々。
例えば、
3-9=-6
とか、
13+(-9)=4
とか、
13-(-9)=22
とかっていうのが、わからない。
正負の数を教えてもらうまでは、0というのは完全なるゼロで数値が全くないことを指しているという理解やったけど、
それが正負の存在を教えてもらうことで、これまで何もないことを指していた0というものが単なるプラスマイナスの境目になる。プラスでもなくマイナスでもないといった基準となってくる。
根本的に、問題を解く際の概念が変わっていることに気づかないまま、もしくは気づけないままきてしまっていて、正負の数以降に教えてもらう一次関数やらなんやらってのを解いていっても、ここの理解ができていないから答えを教えてもらってもなんでそうなるかの理解が追い付かない。
という訳で、今回は百マス計算をやってみた。
大半が間違いの子もいる。
数をこなすことも大事。
理解をすすめるのも大事。
今わからなくても、いつか思考回路が結びついて大いなる発見のように合点がいく瞬間がくる。
僕らにできることは、その瞬間がくるまで、徹底的に待って、支えていくことだ。