丹波人の特性Vol.2~SNS事情~
丹波人はとにもかくにもfacebookが好きだ。
※ちょっと先に断っておこう。
ここからいう丹波人というのはもっぱら俺が日頃お付き合いしている人という括りにしておこう。
なぜなら、間違いなく市内全員がそうではなくマイノリティだから。
どれくらい好きかというと、他のSNSなんかそっちのけのぶっちぎりで好きだ。
どれだけ街中でtwitterが使われようが、どれだけInstagramが使われようが、どれだけLINEが使われようが、とにもかくにもfacebookが好きだ。
たまに他のやつ使ってる人もいるけど、ほぼもれなくfacebookと連動させているくらい好きだ。
facebook活用講座なんか開こうもんなら老若男女勢揃いになる。
丹波人と初めましてしたらほぼ100%に近い確率で名刺交換がわりに『facebookやってる?』と聞かれる。
中毒者レベルくらいになってくると友達と遊んでいようが彼氏彼女と居ようが旦那嫁と居ようがおかまいなくfacebookを見ているし、ご飯を食べようもんならもれなく写メを撮って即座にアップされる勢いであるし、ふっと思い立ったらtwitterのごとく即つぶやく習性をもっている。
2人しかいない状況の中で会話しててもどこかやり取りが空虚な感じになると思ったらfacebookさんと会話している為横に居るのに居ないという荒業を繰り出す人もいたり、ちょっとでもアクセスに不具合があったら必ず1人以上は『あれ?今facebook繋がりにくくない?』とか即座につぶやき激おこプンプン丸になる。
ごくまれに末期症状レベルの状態に陥る方々もいらっしゃるが、どんだけ好きやねんというくらい好きだ。
かれこれ3年程前、丹波にきた瞬間くらいといえば、自分としてはfacebookなんぞとっくに廃れかかっていたもんでmixiと同様もうじきこの世からなくなるサービスなんだろなと思っていたし、幽霊アカウント化していくんだろうなというレベルであったが、きた直後から先述の通り『facebookやってる?』の猛攻を受け、当時の4倍近い友達数になっていることに驚きを隠せないでいる。
何かあれば『facebookからメッセージします』、
イベントやりますか!となれば即座にイベントページが開設され、
ちょっと何かやっていきますか!となれば即座にグループが作られ、
ちょっと紹介したいやつおんねん!となれば即座にfacebook上で初めましてをセッティングされる。
仕事のネタであろうが私事のネタであろうがおかまいなしにゴリゴリに多用する為、街中のビジネスとプライベートを異常に分けたがるやつらがSNSでビジネスな話するのはどうかと思うという声すら駆逐せんばかりの勢いである。
昔から医療業界と田舎は世間の流行が10年遅れでやってくるというが、まさに今空前絶後の大ブームの真っただ中にある。
1つ言えることは、これは決して丹波に限った話ではないということだ。
これまでみんなの家に沢山の人が出入りしてくれて、丹波以外の地方で活動している方々の状況や話を伺う限りでも全くおんなじような環境下にあるし、それは街中に住みながらも地方と関わりながら生きている方々の多くも同じような状況にある。
なぜ地方で今こんだけfacebookがフル活用されるのか?に関しては一定の答えは出ているがそれは何かの機会にするとして、まあそんな状況だ。
なのでこれから街中から地方と関わろうという方々はこういう感じであることを事前に掴んでいただき、郷に従うタイプの方々は是非参考にしていただきたい。同じようにフル活用することが最短ルートであることは間違いないので。そう言われて、どうかと思うという人はもちろんそれでも全然構わないし、全然いいけどそれが関わろうとする地域に“意固地になって街中の当たり前を持ち込んでくるよそもん”と映らないことをお祈りいたします。
ちなみに僕のSNSに対してのスタンスをお話しておくと、
◆リアルが何より一番大事(これまでの人生で二度程インターネットは自分の人生において必要不可欠なもんではないと思い立った為)
◆別になくなっても全然困らないけど、使うと便利でメリットの方が割合が大きいから使う
◆特にメンタル的な側面で満たされるものは何もない
という感じ。
近年SNS疲れとかソーシャルデトックスとかわけわからんことまで言われておりますが、それらとは無縁です。
会って話すのが何より好きなので。正直めんどくさいんすわ、電話とかメールとか。無精でごめんなさい。
まあ、こういう感じですので、個人情報保護がどうとか、プライバシーの侵害がどうとか、ビジネスとプライベートは分けたいとか、そういう些細な小さい話は横に置いといて、大いに利用してみるといいと思いますよ。田舎へ移住をお考えの皆様は。