立場


丸一日市役所にいると、まるで行政職員になったような感じになる。
※れっきとした民間人です。

しかしあれですな、なんか、職員さん方は世間からは市民の為にと言われ、市民の皆さんが訪れるともれなく相手して手が止まり、手が止まるとこなさなきゃいけない作業が止まることになる。個人個人のタスクそのものは市民のための動きとは捉えられないジレンマがあり。(市民を相手にした動作じゃないからかね)

なんか、構造的かつ物理的なジレンマがすごいんやないかなとも思う。特に丹波市はホームページから見てもお分かりの通り、本庁に全ての部署がないし。

会社として捉え直すと、会社勤めしたことある人なら本社に全ての機能がないというのがどれほど目に見えないめんどくささが発生するかよくわかるはず。決裁が支店をまたがるし、会社のハンコはどっかにしかない等。

予算割いて改善しようと思っても問題点が売上に直結しない間接部門な話やからどうしても後回しになるやつ。

単なるワンマン企業ならオンライン決裁でも導入しましょかでポンと一発解決とかなりそうなもんやけど、そうもならないのが行政でもあり。立場の違いは、同じ立場に立ってみてはじめて実感値と共に理解できる。

これまでも幾度となく見てきた、相手の立場になって考えろ!と言ってる人と言われてる人の構図。
これって結局、何がどうなったら解消されるのか?