市内周遊日
午前中は取材原稿の用意。
シェアハウスに入居されるにあたり二拠点居住や週末移住する人に対してできるサポートは?みたいな質問項目があって、正直なところ疑問がついた。
何か配慮できますか?と言われれば、確かにあれもこれも配慮できるんやけど、それ、配慮せなあかんのかな?
それやったら、普通に入居する人を優先させちゃうなあと思ってしまった。結局、サポートしなきゃいけない前提の人材はまだ来てほしいとは到底思えない人材で、何もサポートしなくても自分でガンガンやってってくれる人材が助かるというのが我々の本音であり、地方の本音だろうなと。
二つ以上の仕事を兼業する人もそう。
兼業するということは、一つの仕事を専業でやる人と遜色なく遂行できないと意味がなくて、結局一つ一つの仕事が半人前の仕事をされるともう仕事を依頼することはないし中途半端な仕事しかしない人間というレッテルを貼られてもやむを得なくなる。二つ以上の仕事をきちんとこなせずに、一つの仕事すらまっとうできないのであればそれは端的に能力不足。
兼業するなという訳ではないが、誰かのサポートなしにしかできない兼業なのであれば、それは大きな括りでみたらプラスマイナス0であるので、兼業する意味自体が見えず、単純に1つの仕事で食っていけない状況を打破する為というストレートにお金の為の兼業に人は仕事を頼むだろうか?答えはノーだろう。
兼業はより能力がいるしセンスもいる。なんでもかんでも兼業すればいいってもんじゃないんだ。
昼から、再来月あたりに移住することが決まっている人との面談@奥丹波の森。
ああしたらいい、こうしたらいいというアイデアの持ち主がいる。聴いている分、特にそこのロジックに間違いはないように感じる。じゃあ、そこから先は実際にやってみてもらわないともう誰にも判断できない。誰も預言者じゃないから。
そしたらまずやってみる。実現できるように、やっていく。それだけの話やもんな。
夕方から丹波市青垣町佐治にある、衣川會舘へ。
古民家を佐治倶楽部が主体となってリノベーションをかけ、コワーキングオフィスも作る予定なんだとか。
佐治倶楽部の代表の出町君は同じ年で、彼のことは一方的に尊敬してやまない人物。ほっといてもうまいことやるんだろうけど、何か一緒にできることがあればいいなあ。