今後の方向性


こないだの連休中行ってきた西粟倉村で多大なインスピレーションを受け帰ってきた直後、粛々と身辺整理が始まりました。そのうちの1つ、みんなの家の母屋の整理。

クーラー

シェアハウスというものが地方移住する際の一時的な受け入れ場所としての機能性はもはや語り尽くしてきたところですが、どちらかというと“住む場所”としての一時的な受け入れであって、実際に移住を実現するにあたってはあと“仕事をどうするか?”ということを解決する必要があるなあと感じていて。

◆本格的な住みかを決める前に、シェアハウスに一時的に住んで色々検討してから決める。

↓みたいに、

◆本格的な仕事を決める前に、コワーキングスペースで一時的に何か仕事してみて色々検討してから決める。

みたいな一時的な受け皿ができたらいいなあと思い、じゃあそれやってみるかといえる箱にしようかと。

ここまで移住検討中の人を一時的に住んでもらって市内の事業者さんのところにインターンしてもらってきたり、敷地内のカフェスペースで何かお店やろうと思えばできるし、テレワーカーな人はネット環境さえあれば仕事できるし、この場所で色々やれたことが、やれることが実際にもうあって、それを体系立てて外に出したことがないだけなので、まあどうなるかわからないけど、一回やってみようと。

で、よそからくる人(もしくはこれから何か事業をやろうと考えている市内在住の人)にどういう事業をやってもらいたいか?という地域側の要望をあげるとすれば、住んでる場所と仕事場がセットになっている働き方だなあと。結局、どんだけ斬新でおもしろくても、結局集落の中で何か日役等の行事があったり火事等の有事の際にいない人を量産しても集落事情が何一つ改善する気配がないから、やっぱりその地域に住んでその地域で働き、その地域にずっといる人を応援し成立させていく必要があるなあと。

農家さんは素養上そういう方向性にあるんやけど、農家さん以外の職種でも同じようなことができないとやっぱりきつい。農家さんを目指すやつの肩だけにのっかることになるから。

そうはいいつつ、市や県や国が何か事業を行う際に出す補助でそういう条件があるかといえば無いから別にバーリートゥードな世界だから好きにやりゃあいいからそれはそれでいいとして、ただこの家に関しては常にその地域にいて、その地域で全てが成り立つといった方向性をおいかけてる人を支援していきたいなあと、今のところ考えていて、その為に必要な人脈であったり、知識やスキル、センスや能力を磨く為の体験の場として、運用していけたらええなあと。

みんなの家は来月末が決算。おかげ様でまだ生きてます。
今後の動きを模索中なのでございます。