地域課題の解決と定住促進について
みんなの家のオーナー家族と徳島県西部総合県民局美馬庁舎へ。講演してほしいとのご依頼をいただき、テーマは『地域課題の解決と定住促進について』。
徳島県のこの界隈は実に久しぶり。社会人になってからはやたら高松あたりにはいっていたが、真ん中らへんは大学生ぶり。
今でこそ有名な神山町や剣山界隈を通り抜け高知県の桂浜までバイクでいったのが、人生初めての遠出。まさかこの界隈と接することになるとは。人生何が起こるかわからない。
丹波県民局は丹波市と篠山市の二市しかないが、他の県民局はもっと数が多かったりする。この美馬もそう。
色んな地域を複数もったところが画一的な施策で動くというのは実に難しい。
市町村が何か困っていることがあって、自分達でなんとかできないものを県や国が補えればよいが、現場によっては何でか順番が逆転して国や県が困っていることを市町村がケツを拭く構図が起こっていたりもする。
“移住”関連において、熱心に取り組んでいるところもあれば、それでないところもある。端的に優先順位の差だと感じている。
いくら国や県が地方創生だとか移住促進しろといっても、実際の優先順位が実はすこぶる低かった場合に、優先順位をあげろと言われてあげられるだろうか？
見たことない映画について感動しろと言われても難しい。
興味のない異性のことを好きになれと言われて好きになるやつはまあいないし、
イケメンと結婚しようとしてる時にお金たんまりあげるからそこのブサイクと結婚しろと言われてブサイクと結婚するやつはまあいないのと一緒で、移住がどうしても実際優先順位低いなら、上げろと言われてもお金もらっても上がってこないよな、と思う。
その辺の感覚と実は同じなんじゃないかと思う。
今どこの市町村も、県や国との有効な関係性を見出せなくてもがいているようなところが多いと感じる。
この辺りがうまく組めたら、ぐっと話が進み始めるんやろうな。
夜はうだつの町並みへ。すごく整った町並みでめっちゃ綺麗、という印象。
懇親会現場。のどけや。ええ感じのguest houseでした。今度はゆっくりきたいなあ。
宿泊場所は油屋美馬館。謎にツイン。