相談を受ける理由


事務所で作業していると数人の来客。

『よいお年を~』

と挨拶すると少しずつ年末感が漂ってくる。もう月内中に会わないということになった際に、よいお年をという言葉が出てくる。ああ、もう今年会うことはないんやなという実感がわいてくる。

夜はとあるゴルフ場の社長と知り合いの先生がお見えになり、ちょっとした顔合わせと今後の経営について相談を受け。

しばしば、なんで俺なんやろう?という相談があったりする。結構な頻度で。理由は考えられるのは以下。

俺が元来よそものであることによる話がもれることはないだろうという“安心感”、なんか妙案があるんじゃないかとか相談したらなんとかしてもらえるんちゃうかという“期待”、あとは言いたいことを言って聞いてもらいたいだけっていう安心感に似た“すっきり感”。

身近な人だからこそ相談できないことがあったり、地元のことを地元の人に話すと守秘義務もへったくれもないから出回ってしまうんじゃないかという懸念があったりする。あとはずっと長い間付き合いがあってこれまでもうまくいっていない訳やから相談してもうまくいかへんやろうという決めつけがあったりする場合もある。

人からこういった話を聞けば聞くほど、元来よそから来た純粋な地元の人じゃない人の活き方というか、居場所というか、そういうことを実感する。これは多分、本当に元々の地元の人じゃできないんだろうなと思う。

こうした話を受けて、なんでも本当に実際解決してあげられればいいんやろうな。その為の力がいるなあ。お金だけに限らず、課題を解決するだけの力。

どんだけ大きな話でもそんなもん余裕ですわって返せるようにならんとあかんですな。来年以降の宿題。