1つの時代


諸々の事情で実家の荷物整理を少し。

大量のファミコンとスーファミが出てきた。懐かしいゲームいっぱい。
調べてみるとドラクエ3が発売されたのが1988年。俺が当時6歳。記憶があってるのかわからないが、確か発売日と同時にお店で並んで買ったような気が。それが確かなら6歳でもうRPGをやっていたことになる。できるもんなんやな、6歳で。かれこれもう30年程前の話になる。30年も生きたんやなあ、もう。

こないだ、今を生きる50代の人の話を聞いていて、その人からしたらこの時代の移り変わりはもはやSFの世界だと。
人々が当たり前のように携帯で話すなんていうのは、およそ子供の頃のSF漫画の世界で、それがもう現実のものとなっている。やっぱりどう考えてもここ50年の変化が激しすぎてほぼ誰もついていっていないんじゃないかと思う。一昔前のように右へ習えで誰もがある一定ラインの幸せや成功があるなんていう時代はほぼ壊滅したんじゃないかな。

うちの子が育っていくこれからの時代における成功や幸せは、これから出来上がっていくんやろう。
そうならば、何か幸せ的なものを与えるというよりは自分で創り出し掴み取ることができる能力をつけてってもらえるような環境を用意するといった具合の方がうまくいくような気がしている。

1つ1つの物に、思いを馳せていると、なかなか片づけが進まない。