空き家見学


午前中、集落内にでた空き家の見学に行ってきた。

とても立派なつくりをしている家で、広間も8畳×4程。やっぱりこの広間というのは、現代を生きる一般家庭はなかなか使い勝手が見えない。昔は同じ集落の人達の集まりであったり、葬式等、何人も集まる機会があった為にこれくらいの広間を持ち合わせておかないとうまくいかないケースが多々あったものの、近年ではそれほどの人数が集まる機会もないしで、一般家庭が普通に暮らしていく上でこの広さをうまく活用できるケースが少ない。

みんなの家も同じように8畳×4を持ち合わせているが、結局それはイベント等事業でフル活用するものの、やはりシェアハウスの普段の暮らしでとなると、住人だけで晩飯食うとかいっても別に部屋1つあれば十分やしで、やっぱりそんなに使うことはなかった。冷暖房を入れるにせよ欄間等でほぼ密封も不可能だから効きも悪いし。広間の活用が結構ネックになる場合があるんじゃないかと思う。事業として使うという観点からみればとても魅力的なんやけどな、広間は。

どこもそうやけど、およそ田舎の集落はその村の付き合いであったり行事だったりに積極的に参加して交わってくれる人を望む。なので、そういう地域のお付き合いもしつつ、地域に絡んでいく事業をやっていける人が理想。ちょっと思い当たる人達に声をかけていってみることにしよう。