起業家育成の謎


夕方、以前から何度か相談を受けていた件で、兵庫県の職員さんと美少女図鑑で有名なtexfarm代表の近藤さんがきてくれて諸々雑談。

丹波市の市長に提案中とのことで。どうなることやら。美少女図鑑っていう名前にチキンになりそうな気配があるんやけど。そこ次第かなあ。そこ次第ってのも情けない話やけど、同じ丹波市民としてはね。

それはそうと、起業家育成って聞くと、いつもなんかしっくりこない。起業家育成という代物で起業家が育成されたっていう話をあまり聞かないのもある。

起業家ってどんな人か?っていわれれば、端的に
“サラリーマンができない、向かない人”なんじゃないかと思っている(少なくとも自分はそう)。

もし事実そうなら、およそサラリーマンに求められている素養の別軸の方向性をたたきこまないといけないんだから、極端な話、先生が前に立ったら起立!礼!とかいってもガン無視するような人達を育成しないといけないんじゃないかなと。

お偉い人が前にたって、全員ちゃんと真面目に話聞いて、ゴリゴリにメモしてっていう光景から、どうあがいても起業家が産まれるような気がしないのだ。

どうなんですかね、起業家育成って?

その前にそもそも、起業家って言葉がなんか正直とてもうさんくさい。なんかこう、フワっとしてる。
自分の子供を起業家にしたいか、なってほしいかと思えば全く思わない。でも、“商売上手な商売人”にはなっていいと思う。商売上手な商売人育成には興味がある。起業家育成には興味がわかない。これ如何に?

この話に限らず、聞こえはいいけどよく考えたら意味わからん言葉が蔓延しすぎですな。言い出しっぺの頭が悪いか策略か知らんけど。