今年最後？の東京出張
LocalistTokyoという東京で「地方の仕事」を語るコミュニティ内での活動報告会が行われるということでお声がけ頂いたので参加。
会場はLIFULLさん。いつの間にかホームズから名前変わったんですなあ。
プレゼンの時間を5分頂けるということだったので予め資料の準備もしたけど、前日になってやっぱロマサガの話しといてあげようと思って滑り込ませ、大半知らない人ばっかりなのに自己紹介を省くという暴挙に出てみた（笑）。
結果、あんまり関係なかったように思う。前から思っててんな、自己紹介っているんかな？って。別に著名人でもないし。後ろに懇親会があれば余計に。ちょっとしばらく「で、お前誰やねん」ていう状態でプレゼンすることにはまりそう（笑）。
今回、東京在住の人達の話を沢山聞かせてもらって感じたこと三つ。
１、「自分が思う通りにやった結果を全部自分のものにしていく」って有り難いんやな
何か一つ実行して、一つの結果を手に入れた際。極端な例で言えばアホな上司に自分の成果強奪されたとか、失敗したら次のチャンスがなかなか巡ってこなかったり等、大きな組織で働いているとせっかく得た結果が十分自分の中に消化されず活かせず仕舞いになってしまうことが結構あるなと。これは可哀想なくらい損してるなと。これは田舎、都会に関係なく。
自分自身も昔サラリーマン一択時代はこういうことも大なり小なりあって、自分の感じたこと、思ったこと、やってることが食い違うと個人的には最高にストレスで、自分の思う通りにもできず、人の評価に左右されたり、評価そのものがもっていかれたりってのはなんか気の毒やなあと。
個人事業でも会社でも自分でやってると、何をするかは自分の思い通り、やった結果は全部よくも悪くも自分のもの。やればやるほど積み上げていける。成功は自信に、失敗は糧に。失敗がおもろいのはどんだけ失敗しても、どん底に陥っても、“今”に満ち足りる瞬間が来れば「あの失敗があったおかげ」と急にいい思い出に変わる作用があるところ。
そもそも何をもって成功や失敗やとゆうてるかは言ってしまえばその時のある種気分。何より歩みを止めないことが一番大事なんじゃないかと思っている次第。
サラリーマン一択からの脱却という意味での脱サラ（サラリーマン＋何かはあり）は、近年のいわゆる働き方改革がどうとか、副業がどうとか、パラレルキャリアがどうとかいう文脈の中で新たに模索されてきているが、根本的に実現されなければいけないのは、「自分が思う通りにやった結果を全部自分のものにしていく」という一見当たり前のように見えるけど実は有り難いこの環境を整えることじゃないかなと。
２、コミュニティっていいなあ
「どうすれば地方と関わりが作れるか？」っていうような話を見聞きした時、いつも思う。「逆に聞くけどいつも好きな異性とか現れた時どうしてたん？」と。同じ次元だと思ってる。
関わりを作りたいけど、赤の他人だからどっから関わりを作ったらいいかわからないという、個人か団体（法人）かくらいの差で、一番てっとり早くて効果的なんて間違いなく“喜んでもらうことをする”“困っていることを助ける”この二つやと思ってる。稀に“うざがられるところから入る”という小二病みたいな人もいるけど、やっぱり正攻法は先述の二つ。
「何をしたら喜んでもらえるか、何に困ってるかわからない」ってのも今や意味不明なくらい、めっちゃ困ってる助けてってゆうてもうてる地方自治体はいっぱいあるし、もはや全地方自治体がなんだかんだ自分から情報だしてるからこの状態でそれがわからんということになればもう携帯のバッテリーあるか電波飛んでるか確認した方がいいんじゃないかくらいの環境で。
そもそも、その“地方”といってるのを1秒でも早く特定の“誰か”にするのが一番近道なんちゃうんかなあ。結局、地方も個人の集まり。好きな子とは付き合えても、それよりも先にその子の家とは付き合わへんでしょ。
最終、どうしてもその特定の誰かはどこの地域におるねんっていうことなら、そういう時の為にLocalistTokyoみたいなコミュニティがあるんちゃうかな。人のことは人に聞く。これ鉄板。
３、ロマサガはやっぱり偉大やな
地方創生がどうとかいっても、2020年以降も俺らの暮らしは続いていくし、100年続く持続可能な社会がどうとかいっても、2118年以降もここの暮らしは続いていく。
100年前の今頃は第一次世界大戦。それからこんな暮らしになってるなんて誰にも想像つかなかったはず。どうなるかは誰にもわからないけど、どうしておきたいか？どうありたいか？は自分達の決めの問題。
1000年くらいの単位で見れば、AさんとBさんがもめてるくらいの話はその人らの今生が終わったら終わる。とらえ方次第で問題が問題じゃなくなる。
もっと先を見据えて、挑み甲斐のある先を設定したいですな。
終わった後の懇親会も楽しかった。お疲れさんしたー。