漢たるもの


毎週月曜日にうちで行っている塾。

こないだは中国人の子が日本語勉強したいということで来て、一緒に国語の勉強をしたり。大学の時、まがいなりにも第二言語が中国語でよかった(と言えるほど何も記憶にないけど)。
中国人に日本語を教えるとなると、そもそも同じ漢字でありながら向こうでは全然違う意味で使われていたりするというようなことを意識しながら伝える必要があったり。こっちとしても実にチャレンジングなクラスになりました。日本語って難しいよねー。難しいっていうか、ややこしいよねー。

こないだは英語がさっぱりわからないという中学生に英語を教えました。

I (have) some oranges.

()に入る動詞は?的な問題で、これ何はいんの?ってきいたら、

“その前に、これは・・・?お、オランダ?”

“そうそう、オランダ・・・オランダ?!うん、まあ、俺的には花丸あげたいけど、うん、まあ、これ、オレンジ、やねんけどな・・・”

ということで、英語の問題が云々の前に、単語知らんことが何よりも致命的問題やなということになり、これから3月末までの間に単語をしこたま叩き込もうということに。

そこで何か最適な英単語集はないか?ということで、本日一緒に本屋へ行き、本を物色。決めました。これ。

“単語を覚えるという、いわば自分の頭の中に物理的に脳みそが存在していてかつ何の問題もなく二足歩行している以上、覚えられないとかいう言い訳はいりません。
俺頭悪いからとかいうさぶい言い訳もいりません。その言い訳は誰も得しません。
勉強なんか意味ないしおもんないしとかいう言い訳もいりません。やってない上にできないとかいうのはかっこ悪すぎてただのさぶい人間です。”

という前提を伝えた上で、とりあえず3月末までに1850個くらいマスターしてもらうことにしました。

おまけに、俺も同じのを買いました。中学校卒業までの間、そやつに俺は単語力で負けないことを誓ったので、買いました。俺が負ける日は、死ぬまで来ません。

次週から、漢塾に名前かわるかもしれません(嘘笑)