自らが動く仕掛けを創りたい


今日の昼ご飯。

ラタトゥイユパスタ

芦田ポートリーのひねハムと婦木農場の夏野菜でラタトゥイユパスタ。

夏野菜ががっつりしっかり美味い季節に突入してきたなぁ。野菜の味が濃いと余計な味付けいらんよね。
こうしてお昼ご飯が家で食べられる生活というのはやっぱりいいですな。以前までもみんなの家に住んでいた間もずっとそうやったけど、家と仕事場が近いもしくは一緒であることが色んな側面から見ても合理的。

家と仕事場がセットであることが、田舎での生活をよりよいものにする気がしている。
これはもしかすると街中でも同じことなのかもしれない。

事務所周辺

一体どう思われているのかは知らないが、俺は基本的に住んでる地域から一歩もでない暮らしを理想にしている。全てがこの界隈でまかなわれることを夢みている。元来、出不精なのだ。

現実的にはまだまだ無理。いつになるのかわからないけど、それを追いかけている。

ずっと住み続けていくことを考えれば考える程、あれやこれやとやっておきたいことややっておかないといけないことが目につく。あかんかったら他のええとこ引っ越したらええわとなるが、そうはならない。元来、めんどくさがりなのだ。よそに動く方がめんどくさい。

山をほったらかしたまんま、耕作放棄地はほったらかしたまんま、空き家はそのまんま、そのうち行政は赤字になる見通しのまんま、人口は減りっぱなしのまんま、出て行く人口は増えてく一方のまんま、まんまのまんまでは、歳とって、五体不満足になってきて、あれやこれやと出来てたことが一つまた一つとできなくなっていくことがわかっていて、後に回せば回すほど大変なことがわかっているからこそ、今できる範疇のことを、やりきってしまいたい。元来、切羽詰まってから動くタチだからこそ、もう詰まってきてる感を感じていてできたら前倒せるもんなら前倒したいのだ。

夜は三田市へ。
かれこれ三回やってきたらしい、三田市の選挙割について色々聞いてきた。

最近、選挙だ投票だと、世間がやたら騒いでいる。良い事だと思う。無関心である状態よりよっぽど。
でも、絶対に体感値として実感できるかどうかは、関わったことがあるかないかにかかっていると思っている。行政や議会と関わったことがないのに、選挙だ投票だと言われてもまずピンとこない。ドキュメンタリー映画でも見てるくらいの、よくても疑似体験くらいにしか実感値がわくはずがないのだ。

特に18歳以上から投票ができるようになり、より若い世代も投票できるようになって。
18歳だとか20歳そこそこの年齢だった当時の自分を振り返ってみても、テレビやネットやそこらへんの大人からしきりに投票いけとか選挙いけとか言われると、正直ムカつくんじゃないかとも思ってる。特に自分がいこうと思っていたら、余計に。

勉強しようと思っている矢先に勉強しなさいとかいわれたら腹立ちませんかね?
塾いこうと思ってる矢先に塾いきなさいとかいわれたら腹立ちませんかね?

その感覚に近いもんが、最近やけに目がつくのですよ。わかっとるわ、と思っているんじゃないかな、若い人らも。

そもそも論で、色んな側面からみてもアプローチを大きく間違っている気がする。だからちょっと、切り口を変えたものをやってみたいなと、思っています。丹波市で。自らが動く仕掛けを、創りたいなあと。