役員仕事day
まだ早朝の靄がかかっている時間帯から村の敷地内の以前伐倒した木の処理をするということで役員の皆さんと掃除。
伐倒後半年もしない間置いてあっただけで葉っぱが腐葉土化してフカフカの土が仕上がっていた。あれで畑したらいい野菜できそう。たった数本の木なのにね。枝もついたまんまにしておいたらそんな簡単に大雨降っても転がらないし安全。
放置された森林に手を入れる際、選択肢は二つしかないと思ってる。
1つは、林業ができるように手を入れていく。もう1つは、とりあえず間伐だけして植生を元に戻す。どちらかをやれば災害に強い山に仕上がる。どっちかをやらないといけない。そのフィールドを探している。山に入る機会を増やしていきたいところ。
その後村の人がうちの木切ってくれってことで、チェーンソー持ってってたついでにお宅の木を伐倒。なかなかええ感じ。チェーンソー講習受けといてよかった。また一つ役に立てた。
夜は晩飯を作ってその後久しぶりに読書。
超訳ブッダの言葉。
小池龍之介さんなんやね、この本。例の男性が信じられません的な痛目の女子への返しが面白いほどに的を得ていて衝撃だったなあ。
こういう偉人のお言葉的な名言とか格言みたいなもんは、その人物の過去とか背景を知らないとそれぞれの格言がどういう背景でどういう状況下でその言葉を発したかによってとらえ方が変わる。
以前謎の成功哲学ブーム的なもんのおかげで名言だけが独り歩きして意味不明な解釈が横行していた時期があったが、そんだけ世の中の人がパッと見の一次情報に流されやすいかってのが露骨にわかったという感じでしたな。
こうしてブッダも実は若いころはそれなりに煩悩にまみれた時代があったってことをちゃんと書いておいてもらえると理解が深まっていいですな。良本でした。
こういう本はたまによむと冷静になれるというか。日常に読書する時間があるってことがいいんだな、まず。