誕生日


昼から、和歌山県のとある町が視察に丹波市にお越しになり、建設部住まいづくり課と地域おこし協力隊と弊社で応対。
主に移住相談窓口関連について。

毎度思うことだが、当然のことながらどこの地域も前提条件が違うし、どこに着地させるかというゴール設定も違う。
今、どこに立っていて、どこへ向かうのかが違うのだから、よそがやっていることをそっくりそのままやってもよくわからないことになる。もっと言えば、やり方は同じでも構わないのだが、ゴール設定が違うのであればやることが一緒でもその手法の扱い方が変わる。

丹波市の移住相談窓口は、行政の顔と民間の両方の在り方を持っていて、二枚の看板をもっている。我々がよそと決定的に違うのはここ。どっちかだけがやっているという訳ではない。ここの“在り方”が全ての根源になっている。

だから、

どんだけ我々が考えてやってきたその“やり方”を在り余すことなくお伝えしても、絶対に同じ結果にならないと確信していて、その為知りたいと言われる事にはいつも何も隠すことなく率直に全てをお伝えしている。結局、どれだけそのノウハウや知恵やアイデアをパクられても使われても痛くもかゆくもないのだ。

だから、

むしろせっかく遠方よりご足労いただいているので、こちらとしてもしっかりお応えしたいし、うまくいっていないことがあるのであればうまくいくようになってほしい。でも、これまで視察にきてもらったことのあるところが、うちに来てくれたことで何か変わったのかが自分としては気になるところで、そこが創れていないのであればお互い意味のない時間を過ごしたことになる。それだけは避けたいから全力投球しているんだが、結局のところどうなんやろうかと言えば、正直そこまでの変化を創れた気がしていない。こちらの力不足と、お互いの事前のすり合わせがもっと必要なんだろうな。

あかり

夜はうちの子の誕生日会。ケーキはma-noに。
一年あっちゅうまでした。おめでとう。そのまんま、どこまでも真っ直ぐに育て。