新年の会
朝の目覚めは実家にて。
朝日が今の家より1時間半以上早い。大阪は何より温かい。丹波に基準値をもってくると大阪生活はかなり快適になる。昔は寒がりで冷え性やったのに。過酷な環境下に身をもっていくと慣れて強くなりますなやはり。
昼からは親族の集まり。
もってったお土産は山名酒造の奥丹波・木札。他の親族がもってきていたのは旭酒造の獺祭。なかなかの酒バトルとなった。
この日車の運転をしていっていたので飲めず、代わりに飲み比べてもらった。
獺祭の方は甘くて女性向け、雑味がさっぱりなくてクリアに美味い。奥丹波木札は米の味がしっかりしていてすっきり飲みやすいとのこと。結局、どっちが美味いか?というのはどっちも美味いので比べようがなく、ポイントを絞ってでしか区別ができないと。そりゃそうですわな。
ご飯の後にお菓子タイムがあり、お菓子が盛られているのを見るとしれっと丹波の黒豆が入ったおかきがある。自分が買ってきた訳ではない。こういうのんって大事やなあと思う。
おかきが食べたい時におかき買いにいこうと家を出て、売り場には色んなおかきがあって、その中に丹波の黒豆が入っていたら、ちょうど親戚がおるとこのやつやんけということになり、スッと手が伸びる。街中に住む人との、こういう関係性。なんとなく、あまり意識せえへん部分やけど、でもなぜかついそうしてしまうっていうくらい自然な、でも偶発的でもない必然的な、この関係性。この領域のこういう出来事を、意図的にもっと爆発的に増やせへんやろうか。
こういう事象のことを丹波市では、“関わり続ける定住のカタチ”と呼んでいるが、もっとこう、わかりやすい一言がある気がしている。もう一ひねりなんやけどな。
なんやろう。もうちょっと時間がかかりそう。