また、顔見知りが天国へ昇った。

ten

年々、その機会が増えていく。丹波市にきてからすごい勢いで加速しているように感じる。
顔見知りが増えれば増えるほど、年を重ねれば重ねるほど。

およそ村とか地域のことは、ほとんどが親父世代と共にすることが多い。

距離が近ければ近いほど、親父がいなくなったような悲しさもあり、共に村守りする同士がいなくなった寂しさもあり。
この、もどかしくもあるような、そわそわした焦りが、年々高まっていく。今、という瞬間への執着。

今、聞いておかないと、次の機会がないかもしれない。もう、言い残したことはないか?という、スタンスでいることが強まっていく。

猶予はどれくらいなんだろうかな。自分も。

結局今、丹波市のような地方の村や自治体といったものを支えているのは親父世代のおよそ60代~70代が主。
あと20年程で総入れ替えのタイミングが来てしまう。入れ替わる相手もまともにいないまま。

どうなってしまうんやろか?
なんていう、他力本願的妄想を繰り広げていてもきっと何の役にも立たない。

どうするべきか?
を真剣に考えて動き出さなきゃいけない。もうそろそろ、そういうタイミングなんだろうと思う。