小さな社会実験


書類作って市役所提出して、宅配して、確定申告提出して無事確定終了。
昼ご飯には久しぶりにレストラン山の駅へ。奥畑さんも、元気そうでよかった。今年度末も例年通り、何か1つ節目めいたものを感じる。

かれこれ四年。街中での前職のキャリアを微塵も使うことなく、今年も無事に生き長らえました。世の中、なんとかする気さえあればなんとでもなるもんですなぁ。なんとかなることを、自他共に見せつけたかっただけ。体一つでなんとでもなるということを実証してみたかった、自分自身の小さな社会実験。

小さなことから粛々とやって、目の前に飛んでくるもの一つ一つ、丁寧にやってると、ちゃんと積み上がってくるものがある。何が積み上がってんのかよくわからんけど、今、こうしてちゃんと生き長らえれているので、これも一つの道であるという実証。

巷と世間では少しずつ、小商いだとか、スモールビジネスだとか、副業だとかで、色んな仕事をやることが少しずつ主流になろうとしてきている空気感が出てきていて、その中で色んなものに手を出してうまくいかなくなったりする人もいるし、何が本業か訳わからなくなったり、何かが疎かになったりもしたり。

結局、自分の体は一つであり、おまけに一日24時間しかない。

その中で、睡眠時間を8時間として、残り16時間。朝昼晩とご飯作って食べるのに3時間なくなるとしたらあと13時間。お風呂とかで1時間なくなるとしたら、あと12時間を全て仕事に突っ込むとしても、12時間。

12時間“しかない”のか、12時間“もある”のか、そんな捉え方はどうでもよくて、事実は12時間。

俺は個人的に、本業とか副業とかいう謎の線引きが大嫌い。副業を一つの、一人前の仕事として捉えていない感があるから。依頼する側に立てば、副業とかいう人には依頼しない。いかなる仕事も、仕事は仕事。どれも一人前で成立するもんであり、半人前なんていう半端は成立しない。

何をもって仕事というか?については、人に寄ってこれまた色々あるけど、個人的にはお金が発生しなくても、仕事として受ければそれは仕事。こっちの方がお金少ないから適当でいいやとか、あっちはタダで“やってやってる”から後回しでいいやなんていう人達とは合わないので仕事では付き合わない。そんなこんな、常に色んな仕事をいただきながら、こうして生き長らえております。

なぜか私事は適当極まりない感じで生きてるけど、仕事は手抜くのが大嫌い。
一生懸命、やることやってるやつが馬鹿をみる世の中をなくしたい。やりきってる人がちゃんと受けるべく賞賛を受けられる環境に身を置きたい。

せめて身の回りだけは、そうしたい。
それが丹波に来る前、新天地に求めたこと。

丹波にも篠山にも、お手本になる、とても素晴らしい、どんな仕事も一人で合算10人前くらいこなしちゃう訳わからん先輩たちがいて。こっそりと参考にさせてもらいつつ、不器用な性分ながら一歩ずつ、自分としては、できる幅がでてきたのかなぁと。
来年度もどんどんやること入ってきてるけど、前職のキャリア、もっかいやってみてもいいかなと思ったり。

今月末までは、色々、検討する期間。

これからまた、小さいながらも楽しめる時間を刻みたいもんですな。

悪巧み、随時募集中。