うち縦割りなんで


昼から所用で神戸へ。

それにしても、丹波市にきてからずっと感じていることがある。それは県(及び神戸)との距離感。物理的ではなく、心理的に。
自分が元々大阪人であることも多少関係しているのは認めるけど、それにしても遠い。

丹波市が兵庫県にある以上、お膝元でもっとなんか色々できたらいいなと思っているし、やりたいと思っている。
でも遠い。なんとかしたい。

あと、県の組織の縦割りレベルが異常。
『どうも色々ややこしくてすいません、うちは縦割りなんで・・・』という言い訳はもう聞き飽きた。この言い訳はなんの言い訳にもなっていないことを早く県職員さんは気づいた方がいい。

例えば旦那が新聞とってて、嫁しか家におらん時に集金いって『それは旦那が勝手にとってるもので私は知りません』とか通じる訳もなく、
営業マンがもってきた契約書類の内容について不備があり会社に文句の電話入れたら『それは営業マンが悪いんで営業マンにゆってください』とか通じる訳もなく、
スーパーに買い物いって賞味期限切れて腐ってるのに気づき店員に文句いったら『それは陳列したやつに聞いてください』とか通じる訳もなく、
結局縦割りかどうかというのは自分ところの話であって、相手方には微塵も関係がないんだから縦割りなんでとか知らんがなの話であって、口が裂けても言ってはいけないセリフなのである。ダメ絶対。

カメラ屋さんが『うち“写るんです”しかないんですすいません』とか言うてるのと一緒。写るんですしかないんやったらその写るんですでなんとかせえや!という話であって、なんのこっちゃさっぱりわかりません。

もし仮にその言い訳をして、『ああ、そうなんや縦割りなんやね、じゃあ仕方ないね』で丸め込めたとして、その言い訳の先に一体何が残るかといえば、何も残らない。何の意義も意味もない返答であることを認識した方がいい。

意味のある会話をしたいもんですな。