子供と大人の関係性


午前中、氷上高校でのイベント、イマジンTAMBAに参加。

最近の高校生が何を考えているのか、体感的に知るいい機会になりました。どうもありがとうございました。
まあまあ、賛否両論あるけど、とりあえずやってみることに意義がある時期やなあと思う。

それでも一個だけ気になるのは、高校生の夢や理想。

前々から丹波市内の三つの高校のうち、いずれかには必ずと言っていいほどこういう会に呼ばれ参加している。年に1、2回。
その中で、高校生に対し理想の暮らし方や夢は?みたいなことを質問してもほっとんどでてこない。

大前提として、何言っても構わない、なんでもいい、いっそのこと社会的にアウトな夢でもいい、なんでもいいから自分の好きな理想や夢をゆってくれ、と伝えても、でない。このことがやはりどうにもこうにも引っかかる。

仕事柄、元々丹波市に住んでいたけど大学やらの関係で外へ出て行った子等としばしば会うことがあり、話をする機会がある。
丹波市を出て行った子等は大半が地元が嫌で嫌で仕方がなかったということが多い。これは仕事柄あっている子等がそういう子等であるだけであって、きっとごく一部のそういう子等との接触が多いんだと思っているので、全員が全員そうじゃないことは前置きしておこう。

丹波市が嫌で出て行ったという子等は大体満場一致で同じ意見が飛んでくる。

『突飛なことを言ったりやったりすると周囲がやんややんやゆうてきて潰される』
『自分の好きなようにやってると周囲に変な噂を流されて息苦しくなるから周囲と歩調を合わせることを強制される』
『いつでもどこでも監視されているって感じるくらい周囲の目を気にしなくてはいけない』

丹波市はよくも悪くも過干渉だと感じる。その干渉が悪意であれ善意であれ、人によっては息苦しくもなるし、億劫にもなる。世の中そんなに極悪人というのは居ないもので、残念なことによかれと思ってやっていること、ゆっていることが相手側からしてうっとうしいだけという切ない感じになってしまっているだけの関係性にも随分とでくわす。

もともとは数年前までヨソモノであったわたくしからすると、このもどかしいボタンの食い違いはなんとかしてあげたいなあと思うことが多々ある。よかれが全然よかれにならないこの現象。丹波市だけじゃないかもやけどね。

子供と大人の関係性。
何か改善のスイッチを入れられたらなあと思う。