地域小事業ゼミ開催


以前知り合った旧インテリジェンス(現在はパーソルキャリア)の伊藤悠さんが丹波市にきて地域小事業ゼミなるものをやるということで声をかけてもらい、参加。

「地域小事業ゼミ」は、人口が減少し、ますます個人の多能化が求められている地域において、いかに事業の成功確度を上げていくか、というテーマを研究するマニアックな自主勉強会ということで、各自の事例を共有するといった感じで。

自分も含め、周囲を見ている感じだと、ほぼ間違いなくそうなんだろうなと思っている傾向があって。
それは大きく二つ。

勝ち方は人それぞれであること。
負け方は大体共通する原因があること。

例えば耕作放棄地の問題があったとして、それをどうやって解決しようかと考えた場合に、やる人によって手法が異なる。自分で耕す人もいれば、仲間に声かけてワイワイやる人もいれば、機械ですませる人もいればと、人によってやり方が全然違う。ボクシングの試合1つとっても、どう戦って勝利をもぎとるかという結果までのプロセスは、同じ対戦相手であっても違う事が当たり前。前回勝ったけど今回同じやり方で勝てるかどうかはわからない。勝ち方は、絶対的に人それぞれだから、どうやってうまくいかせるかは自分で考えて自分で創り出さないといけない。

対して、負け方というのは大体決まっている。

最初から莫大な投資をしてしまって回収不可能になって破産を迎えるか、
いきなりテストマーケティングなしに全力投球してしまって失敗するか、
やってみなきゃわからないこの世の中において過去からの経験と傾向を信頼しすぎたか、
まあ大体この辺に着地する。

なので、何よりも最初は小さく、できるだけお金のかからない手段ではじめてテストマーケして、少しずつ100点満点をとれるように目指していくのが、田舎での事業の起こし方としてはあっていると思っている。

次は9月に京丹後で開催するんだそうな。いけるかなどうかな。