2020年大河は明智光秀らしい


さてさて、2020年のオリンピックの年にNHK大河ドラマが明智光秀になるということもあり、

って全然関係なくこないだ梅田歩いてた時にでかい本屋いこうと思ってあれこれ見てて、フッと目に入ってたまたま買った漫画。信長を殺した男。

丹波市はかつて30弱の山城がありことごとく明智光秀さんの丹波攻めによってぶっ壊されたという事になっておりましておかげでこの地域の歴史を記す古文書もほとんどなくなって何してくれてんねんという状況やという話はちらほら聞いておりましたところ、実際のところ明智光秀どないやねん、どんなやつやねん、てなことを、明智光秀の子孫本人が原案で書かれたというのが、この漫画。

完全なる漫画でもなく、解説付きで、色んな書物等を背景に描かれております。これが完全なる真実かどうかはともかく、一つの捉え方として、知っとくのは重要かなと。歴史的事実はころころ変わるもんやし、諸説在りが基本だと思うしね。

それにしてもこういう小難しい歴史とかをこうして漫画という表現において伝えるという技法はとてもいいなあと思う。
小学校くらいの時は図書館にある歴史漫画が好きでよく読んでいた。漫画は伝わりやすい側面があるし、どの時代でも若い人にとってとてもキャッチーで拾い上げやすいもの。小難しいやつであるほど、謎の記号の集合体のような論文より、こうした形の方がいいんちゃうかな。

なんとなく知見を広げておくかと手にした漫画、そしたらなんか大河ドラマになるということで、これはなんか、キテますね。キテます。でもまあ、亡ぼされてる地域な訳だし、そんなに明智光秀を物語る上での重要なポイントに丹波攻めはなってそうでなってなさそうやし、どうなるかな。