会社設立に思うこと
会社設立の為に土砂降りの大雨の中神戸の法務局へ。
兵庫県内においては会社設立をするためにはここにくるしかない。他の市区町村にある法務局は証明書発行したりするだけの手続きしかできないようになっている。まじ不便。神戸は兵庫県のはしっこの方にあるからほんまにめんどくさい。どこよりも縦に長いんやからさ、本庁を兵庫県の真ん中におけとかそこまではいわん、しかし真ん中の方でも機能的にできるようにしといてほしい切に。神戸=無駄足踏まされる場所っていう感覚が来る度に感じてしまう。
入り口で名前を書き、厳かなICカードをもらい入管、法務局窓口へ向かい書類一式を提出。ちなみに、ここまで会社設立にあたり利用したサービスは知り合いの税理士から教えてもらった会社格安センター。8000円くらいで設立までの書類作成やらなんやらを手伝ってくれる。こちらは建てようとする会社で何をしたいのか?といった事業内容を決めてメール送るだけくらいのレベルでここまでこじつけることができる。全く便利な世の中である。
書類を出して、返ってきた台詞が、
『じゃあ後で確認しておきます。何も問題なかったら一週間くらいで書類が届きます。何か問題があったら電話等で連絡しますので』
とのことで終了。
えーとさ、これってさ、じゃあ、郵送でええんちゃうの・・・何でこれだけのためにわざわざ足運ばなあかんねん・・・
ほんまに謎。あと設立にかかる印紙代もまじで謎。どんな神聖で手続き踏んだら20万円弱もの金がかかるのか。なぜ会社設立するのにそんな余計な金が必要なのか。起業家育成がどうとか、企業支援がどうとかいう行政サービスも多々あるけど、この意味わからん手続きと金なくすのが一番の起業支援やと思うんやけどな。
会社をたてるのはすこぶるめんどくさい。しかし、20万円程度の金とやることだけ文章にできれば(しかも箇条書き)誰でも社長になれる時代なのは確か。社長になってみたらわかる、社長の偉大じゃなさに。誰でもなれる。厳密に言えば、印鑑証明がとれる15歳以上やったら誰でも。
もっとタダ同然に設立できるようになったら、自分の子供ら含め今の高校生とかにもとりあえず一回会社やってみたら?とか言えるようになるんやけどなあ。どうにかしてほしいですなあこの辺。