猪鹿柵2.0


今朝は年3回くらい回ってくる、猪鹿柵点検。
豪雨以降、問題なし。まあ、晴れっぱなしやしな。そろそろ水不足なりそうなくらい。

それにしてもこの猪鹿柵。かねてからあと10〜20年くらいで回らなくなる仕組みで動いていると思っている。

◆一度設置したら点検しにいかないといけない
雨が降る度、倒木やら土砂やらで網や線がきれてないか確認しなきゃいけない。切れてたら直さなきゃいけない。

◆どこがやられてるかわからないから全部見にいかないといけない
台風がきた翌日、どこがやられてるのか状況を把握する為にも全部みにいかないといけない。

◆いつやられてるかわからないので定期的に見に行かないといけない
逆に、見に行っても全くやられてない時もあり、いわば無駄足も発生する。

これらのことから、常に誰かが見に行かないといけないし、直さないといけない。人数がいるから回るけど、人数がいなくなったら回らなくなる。現状、問題なかった時は純粋に労力の無駄が発生する。

おまけに、設置する場合簡単に1億とか2億とか億単位で金が飛ぶし、猪鹿柵を設置する=人間の生活圏を決めてしまう作用があり、人間が滅多に柵の向こうに行かなくなる。柵の周りの木が切りにくくなることもあり、柵の向こうのジャングル化が進む。

なもんで、柵を設置せずに、一定のラインから猪やら鹿やらが近寄らなくなり、一定ラインを超えてきた場合に迎撃してくれて、今の仕組みより安くその後の保守管理が楽チンなやつがこの世に現れてくれないと、近い将来ダメになる。少なくとも、今生の間にダメになる。

この辺、打開策開発してくれるエンジニアさんおれへんかなぁ。
まあ、そもそも、人間が山にもっと入っていって人間の匂いを山に残していけば近寄らなくなるのかもしれないけど。木植えるだけ植えて切り出さないのも悪い気がするし。

昼からは友人家族にきてもらってプール始め。

ちっちゃい子は全然水もためなくていいから、家の中にいるよりよっぽど涼しいしプール最強。今季重宝されそうな予感。