狭間を繫ぐ


昨夜は深夜に帰丹し、昼から激動の平成シリーズ第一章~森の市民誕生秘話~なるイベントに、総合司会として参加。

イベントの大枠としては、平成も終わろうとしている中、今を形づくっている昔の人の活動内容ってもう人知れず忘れ去られそうになっていて、これからを創ろうとしている若い世代にバトンタッチの意味も含め相互に理解を深め交流する場を設けようといった主旨で組まれたプログラム。そこで今回は総合司会で呼ばれたというのは、もう自分も第一線のプレイヤー枠ではなくて、上にも下にも行き来する間繋ぎのポジションも求められ始めてるから総合司会なんだろうなと。狭間の世代はつらいよ。

でも本当にもう、こうして“わざわざ”こうしてイベントでも組まれないとお互い顔を合わせる機会がないし、その辺ですれ違うことはあっても声をかける理由がないのでどうしても素通りしてしまう。なので、なにかしらの目的があって今回のように“繫いでおきたい”と考える主体があり、こうした場を設ける。言ってしまえば中身なんてどうでもよくて、こうした場がない限りもう今に昔が繋がらなくなるほどの期間というのが、この30年という期間。

30年前にNPO活動を始めたということは、我々の年代がまだ幼稚園児だった時のこと。
そりゃこうしてわざわざでも場を設けないと繋がる訳がない。

繋がったものをどう活かしていくかは当人次第な訳だが、想像以上に有意義な会だった。これは計5回のシリーズもん。
最終的にどうなるか。来年以降の結果が楽しみになるなあこれは。