よそはよそ。うちはうち。
我が家は家事の役割分担はしない。
っていうか、まず、明確に話合ったことがない。
なので、現時点では自分の個人的な決め事に過ぎないが、これまで問題になったこともないし、これからも問題が起こる気配がない。
家事の役割分担はしないというのは、例えばゴミ捨てはどっちがやるとか、子供をお風呂に入れるのはどっちがやるとか、ご飯を作るのはどっちがやるとかというのに加え、何曜日はどっちがゴミを捨てるとか、そういった類いのお約束事はしない。理由は単純、そんなルールはいとも簡単に崩壊するから。
どうしても外せない仕事の都合が急遽入ってきたりもする。どうしても断り切れない友人からの誘いが入ってきたりもする。そんなケースが起こった場合、そんなルールはすぐ破られる。ルールを決める前からいとも簡単に破られることがわかっているのにルールとして設けると、「どうぞ破ってください」といわんばかりのスタートを切っていることになる。
予めどうせすぐルールから外れることがわかっていて、わかってるくせにルール決めて、いざ相手が破ったら「二人で決めたルールなのに」と怒る。普段役割分担をしていて、しょっちゅう喧嘩になりますねんみたいな話を耳にする度に、いやいや、わかってた話やんそんなん、という気持ちになる。そうなるのがわかってるのにやっているなら、なかなかの茶番である。
もう一つ。スタンスの話。家事は双方が負うものという認識でいる。これも明確に話合ったことがない。なので、ただの個人的な決め事。
自分が仕事に出ている間、ママさんは子育てが仕事。別に家事まで含めて子育てをやれという気持ちにはならない。家事は、双方で負うもの。
なので、家に帰ったあとは、双方で家事を行う。先述の通り、役割分担をしないので、部屋を見渡して食器が洗われずに放置されていたら自分が洗うし、洗濯物が干したあとたたまれていなかったらたたむし。子供が遊んでとせがんできたら自分が子供の相手をし、ママさんは手が空いた時に家事をする。
今、どうしても子供が小さいし、子供が親のどちらを呼ぶかといえば当然四六時中一緒にいるママさんを何かと呼ぶ訳で、子育て中のママさんはどうしても育児という仕事を24時間しているみたいな錯覚に陥るのもわかる。トイレすら落ち着いていかれへんやんという心境もよくわかる。家に帰ってきたら家事手伝え、子供を代わりに見ろという気持ちもわかる。ただ、その間こちらは行き届いていない家事をする。常に精神衛生上は対等で双方共に負い目も感じずにいられると思っている。なもんで、別に子供の面倒をこちらが引き取ったら、奥さまはあとはサボっていいかと言われると、そうじゃない。双方で追いかけるべき家事がある。
なので、たまに仕事から帰ると奥さまがげっそりした顔で家事手伝え子供代わりに見ろと詰められもうなんでわたしばかり子育て24時間して云々と被害者面MAXで詰められますねんみたいなよそのお宅の話を伺った時なんかは、先述の通りのスタンスで我が家は動いている故、「じゃあわたくし子供みとくわな(ほな奥さま家事やっとけよ)」ということになる。
と言うわけで、我が家は今のところ、家事は役割分担はしない。家事は双方で負うもの。この二つで、うまく回っている。もっといい生活の仕方があるかもしれないし、ないかもしれない。それは別に、どっちゃでもいい。
よそはよそ。うちはうち。よそのことは知らんがな、ということで。
夜はイベント前の最終打ち合わせということで黒井城跡地域活性化委員会へ。当日セッティングすることになる中継とブレストliveのテスト。ネット回線の通信状況だけがだいぶ不安やけど、まあ、やったことないし、やってみるべし。