シェアビレッジという遊び場
丹波市氷上町北由良にシェアビレッジなるものがある。
昔から話だけはずっと噂で聞いていたものの、いかなるものか見にいく機会が全くなかったのでこれまで接点を持てずにいたが、今回なんだかんだで取材にお邪魔することに。
仕掛け人の吉田健さん。元々大工。丹波市外の仕事が大半だったそう。そりゃ丹波市内で会う機会ないわな。
構想のきっかけはおかんだそうで、田舎の物件を探していたらちょうどいい塩梅のがあって買ったと。山林つき。この規模感を即決できる感覚もなかなかすごい。
これは市外の古民家を解体し、もってきて、組み立て直したんだと。そんなんできるんやって感じやけど、できる人にはできるんでしょうな。一つ一つがやたら重たいというだけで、本人はプラモデルみたいな感覚なんやろな。
元々は木がめっちゃんこ生えてたところを切り開いて広場にしたと。山林つきってこういうことできるから楽しいわな。羨ましい。やっぱり山林つきの物件が欲しくなった。
ここ数年、丹波市内では大規模な水害が発生しているが、それに毎回巻き込まれてきたとのこと。
そして毎回、ユンボで土砂をどけてきたとのこと。タフ過ぎるやろ。
毎度思うが、よそから引っ越してユンボ乗り回している人は大体世間一般の人とは感覚がおかしい。ポジティブな意味での変態。
大工さんだけじゃなく、家具も作ったりする。大工仕事で出た端材を使ったり、施工主さんが大事にしてはった家具やらリフォーム前の建具なんかのカタチを変えて椅子にしたり置物にしたり。
大事にしてきたものを大事にし直す。そういったものも依頼があればやるんだとか。普通にすごいし、普通に尊敬する。
これまではあちこちに行くことが多かったけど、子供も最近できたところで、ある程度丹波市内でも活動していこうというお考えなんだそうで。
また一人、おもろい人を見つけてしまった。久しぶりにテンションがあがった出会いでございました。
シェアビレッジ
〒669-3653 兵庫県丹波市氷上町氷上町北油良408