原皮師の作業


昨日、今日と二日間かけて大野檜皮工業さんの依頼で京都へ取材に。

 

 

大野檜皮工業さんは、簡単にいうと原皮師(もとかわし)。

神社仏閣の檜皮葺(ひわだぶき)=檜の皮でふかれた屋根の、原料となる檜の皮をこうして剥ぎ取るのが主な仕事。

大野さんたち原皮師が調達してきた檜の皮を、神社仏閣の屋根をふく専門の社寺工芸が屋根を葺く。

それもこれも、原革師がいないと始まらない。

 

丹波市にはこうした木にまつわる伝統工芸が残っており、神社仏閣の屋根をふくのに必要な竹釘を作っている会社はもうこの世に一社しかないらしく、その一社も丹波市にある。

全国にある神社仏閣にはほぼもれなく丹波市に存在する宮大工が出張で修繕等を行いにいく。

これは何気にすごいこと。

 

 

この原皮師の作業工程を一部始終撮影。いい体験を見せてもらった。