行政における横繋ぎの連携


副市長からの依頼で、市役所内の10程の部署と意見交換をすることになり、ミルネへ。

 

 

主な内容としては、移住相談を民間で受託してもう6年目。

コロナ渦で街中から移住を検討している人も増えているといったニュースがあったりするが、丹波市では実際どうなのか?どういう支援策が求められているのか?といったところでの話し合い。

 

現状の詳細を報告すると共に、自分自身も移住者であるので、市の政策としてこういうことができないか?と、色んな分野にまたがってご提案。

 

本当に前から思うが、移住の相談に乗ろうと思うと、色んな分野にまたがって知っておかないと全てに即答できない。

家のこと、仕事のこと、子育てのこと、地域のこと。教育のこと、市の向かう方向性のこと、医療のこと、福祉のこと、公共交通のこと。

本当にどこまでも分野がまたがっていく。なので、こうした会が設けられる訳で。移住に関する担当部署だけで話がつきそうでつかないから。

 

これだけ沢山の部署と一度に打ち合わせができる機会はそうそうないし、行政はよく縦割りの組織と言われ、横繋ぎの連携が必要という話は本当によく耳にするが、実際問題、その縦割りの組織に従事している人が横繋ぎの連携をしようと思ってもこれがなかなかに難しい。自身が縦割りの組織内で生きているから。

 

でも、自分は民間人。ただの市民。ただの市民からすれば、超簡単に聞こえる。やればええがな、となる話がとても多い。

だからちょっと、何個か見本となる機会でもつくってあげようかな。それをやってみて、どうなるか。

 

何が仕込めるかなあ。ちょっと、話でも聞いていってみるかあ。