佐治歩き


午前中はさくっとみんなの村で事務作業をして、昼から丹波市青垣町に。

昼ご飯は焼肉いっちゃん

トンカツ定食

豚は丹波栗きん豚。塩で食べる。塩で食べるトンカツ美味。ご馳走様でした。

昨日に引き続き、佐治にある衣川會舘へ。佐治倶楽部代表の出町君に佐治がどんなところか案内してもらおうと思ってて依頼。快諾してくれて一緒に町歩きへ。

佐治

佐治は昔から宿場町として栄えた、とだけは聞いていて知っていたが、なぜここが宿場町となり得たのか?その時代背景がよく知らなかった。佐治のポジションはというと、

佐治

この辺り。現在の福知山市、朝来市の生野(銀山があるところ)、和田山方面とおよそ三つのルートが合流するポイントであり、この界隈だけを見ると、東西の交流ポイントであったことが地形からも見てとれる。昔の人が歩いて行き来してたとすると、そりゃ一山越えてくるだけでも一日かかるだろうから、西(但馬)から来る際に山を降りてきてちょうどええ塩梅のところにあったんでしょうな、という感じはする。

黒井屋

衣川會舘から歩いて1分もしないところにあるお宿、黒井屋。
中に入ると料理屋さんっぽい雰囲気。

黒井屋

昭和の空気感漂う町のご飯屋さんテイスト。この奥に進んでいくと宿があった。

階段

千と千尋の神隠しみたいな階段を登った先に広間がある。

黒井屋

この界隈は商店街でもあり、家の建ち方が鰻の寝床のように奥に長い造りとなっていて、道路に面している前の方と奥の方とで用途変更が可能。ここ黒井屋さんも手前が料理屋、奥が宿ということもできるんですな。ここ黒井屋はなぜ黒井屋かというと、まだ丹波市に黒井城が存在していた頃に、黒井城主が泊まりにきたことを受けてこの名前がついたんだそうな。

そうなってくると、軽く300年前から続いていることになる。伝統あるお店。飾ってある欄間と絵がかっこよすぎですなしかし。

吉井商店

なんでも屋さんがあるんですわということで立ち寄った吉井商店さん。まじなんでもありそう。

本町の家

佐治倶楽部がリノベーションを手掛けた本町の家。この日はいしやカフェをやっていた。
佐治倶楽部では衣川會舘がリノベーション三軒目で、一件目が佐治スタジオ、二軒目がここ。

佐治川

加古川の源流である佐治川。天気のいい日の川沿いは実に気持ちいい。なぜか人類は川沿いを気持ちいいと感じるもののようで、大阪に住んでいた頃も淀川沿いはすごく人気であったのと同様、こちらでも川沿いはえらい人気だそうで、県営住宅やアパートはすぐさま埋まるんだとか。

丹波市で川沿いというと、実際問題水害という問題があって、結構以前からあちこちで水害が起こっていて、この界隈も万が一水害(川が決壊)が起こったりすると、町が一瞬で水没するリスクも秘めている。佐治に至っては水害がなく、ここ10年でも近年市島町を中心に襲った豪雨災害の時もそんな大したことはなかったそうで、一番やばかった時でもあと50cm、というところで事なきを得たそう。

佐治スタジオ

佐治スタジオ。barカウンターは閉店することになった店からもらってきたやつをつけたんだそう。素敵な雰囲気ですな。

出町

他にもたくさんおもろいところあったけど、今回はこの辺で。出町君ありがとう。
それはそうとこの日、某テレビ番組の某ダーツの旅の取材が入っていて、地域内で噂になっていた。いつ放送されるのかな。楽しみ楽しみ。

グリーンベル青垣

その後、グリーンベル青垣に立ち寄り。温水プールがあると聞いていて、いかほどのものかを試しに泳ぎに。1時間で3km程。ガッツリ目に。誤算だったのは、プールサイドに自販機等がなく、給水機がなかったので、水分補給ができず、喉が渇き過ぎて1時間で退散。ほんまは2時間くらい泳ぎたかったんやけど。

帰りがけに氷上町の芦田ポートリーに立ち寄り。

猫

最近子猫が生まれたばかりだという。人間の子供も猫の子供も、生まれたての頃は同じやな、と思った。