モノ直し


鞄がついにダメになった。

鞄

多分大学生くらいの時に買ったやつ。
取り急ぎ何か使える鞄が欲しくて、ハンズだったかloftだったかで買った、人工革の安物。よくこんだけ耐えたもんだ。もう1つ同じような感じの持ってた鞄にバトンタッチ。

自分でいうのもなんやけど、物持ちはいい方だと思う。服は破けたりサイズ的に着れなくなる以外ではまあ大体ずっと着てるし持ってるし、こういう小物系はかなりずっと持ってる。靴も、修理に出せるもんは出して使う。使い切るまで。真新しいデザインがどうとかでモノを買うことはほとんどなくなった。大学生くらいの頃から、ずっと使える、長く愛せるモノだけが欲しくなった。

このもったいない根性はいつ、どのタイミングで培われたのかは定かではないが、物心ついたころくらいからずっと自分の中にある。親が刷り込んでくれたんかな。

新しくモノを創るというのはずっと世の中の流れで盛んにおこなわれているけど、こうして出来上がったモノを直すといったことができる人の方へのリスペクトが年々高まっていく。モノを創る人に憧れていた時代もあったけど、今はどっちかといえばモノを直せる人に憧れる。