古代米収穫祭


朝から岩屋の古代米収穫祭に参加。かれこれ地味に三回目。

古代米

古代米は二種類あって、今普通に食べている白米の古代米は赤米。もち米の古代米は黒米。何をもって古代米というかに関しては諸説あるところだが、赤米は明治以降全国的に撲滅されたらしい。

丹波の丹は『赤、朱』という意味も持ち、丹波という地名は赤米の稲穂が風になびく様子がまるで波のように見えたみたいなところから丹波という地名がついたという説がある。実際のところはさっぱりわからないがなかなかの歴史ロマンがある。

今年が今までと違うのは、この集落の一員になっているということ。
収穫が終わり、皆さんで赤米を使ったお弁当に舌鼓。色々はじめましてな話していると、いつもお世話になっているおっちゃんの娘の旦那で市内の高校の先生だったり、世間の狭さを露骨に味わえる。この世間の狭さというのは全てが繋がっている感覚であることと同義で、人によっては楽でもありめんどくさい一面もある。俺はそれが個人的に楽。変な工作が要らないからだ。

ひとしきり飲んだくれた後、みんなの家にて神戸学院大学の受け入れ。約20名程。

みんなの家

地方創生や移住者の状況とかについて教えてやってほしいという話だったが、大半が全然関係ない話をした。
結局、ゼミという動機で動いている間は全員が全員興味関心があるようでなく、そもそも興味関心というのはいつだって自分に直結した物事でない限り関心は湧かないもんなのだ。大半が街中で育ち、街中に住み続けていくことを予定している以上、地方のことに興味関心を持てというのは難しいし無理がある。

興味関心は自然と湧いてくるもんだ。なので大半自己紹介して終了。お疲れ様でした。