成功とか失敗よりも


朝から学習塾wiseupの定例会議。この日は主に23日に迫ってきた高校生主体のクリスマスフェスについて。

クリスマスフェス

高校生たちによるクリスマスイベントで、オトナは温かく見守るだけ。Campfireでクラウドファンディングしてみたり、他にも協賛金もらいに地域の事業者さんあたってみたり、自分たちでたてた企画を自分達で遂行する為の資金調達から何から何まで、全部高校生たち実行委員たちが組んでやっていけるように、アイデアであったり、危ない目にあわないようにしっかりと裏で支えるという感じでスタッフも見守り、安全に、しっかりと、成功でも失敗でも構わないからなにがしかの“実体験をつんでもらう”ということをやっている。

実体験(=結果)があって初めて、それに成功だか失敗だかの観点が入る。成功だか失敗だかというのはただの観点の違いであり解釈の違い。解釈がどうとかというのは言ってしまえばただの“後の祭り”であって、そんなことよりもまず何より事実としての“本番の祭り”がどうだったかが最も重要であり、それを掴んでもらえるように支える。

ほんとこのご時世、世の中に誰か一人突拍子もない阿呆が一人出てきて一回やらかしただけで、なんでもかんでも禁止されてしまう。突拍子もない阿呆基準で。なんでもかんでもインターネットで、それこそ誰もが携帯=カメラを持ち合わせているこの世の中、誰でもクリエイターでニュース記者である世の中だから、些細なことでも一瞬で広まる可能性をひめまくっていて、しょーもない話でもすぐ広まり、失敗したらすぐ禁止され、閉塞感に首が締まっていく。

1つの実体験を、安全に、安心して、つんでもらえるような環境を用意する。手を加えずに。口をはさむことなく。小さなお子ちゃまの子育てと一緒。どこまで放置のような感覚で裏から支えられるか。大事。

夜は佐治スタジオで秘密の鴨鍋パーリー。
ご馳走様でした。