実はチャリラー向きの田舎、丹波市


今日は昼前から春日町の婦木農場さんとことのコラボイベントで参加。

この日は2組。

1組目は大阪府は箕面市からお越しの夫婦。チャリ歴14年のベテランチャリラーで昔はトレイルレースなんかにも出ていたんだとか。この日は篠山まで車できてそこからチャリで丹波市まで走ってきたんだと。そこまでしてチャリで走りたいんやなあと感心しますな、乗らない身としては。

色んなレースにも出て、色んなところを走ったきたという体験をお持ちなので、よそと比べて丹波市をチャリで走る良さは何か?を尋ねてみた。

1、幹線道路の側道的道路が充実している
この丹波地域では篠山市や美山町等すでにチャリラー誘致にも積極的に取り組んでいる地域がある中で、丹波市は175号線や176号線といった幹線道路のすぐそばに並行して側道的道路が必ずといっていいほど存在し、幹線道路界隈は山と山の谷の開けたところにあることから道路から見ると山まで距離があり、色んな道を選びながら走れるといった面白みがあるんだそう。

2、車とのインパクトを極限にまで減らしながら走れる
1の理由から付随してくることで、要は車とのすれ違いが少ない道を走ることができる。これが美山町とかだと道路のすぐそばまで山が迫ってきていて、他の道がないといった場所も結構あるので車とのインパクトを避けたくても避けられないといった現象が起こるんだそう。そういう意味で丹波市は実に走りやすいんだと。

3、駐車場に困らない
丹波市ではいくらでも車をとめるところがあるが、美山とかだと駐車場が足りてなかったりしてチャリ仲間と一緒に走る場合とかも乗り合わせていけないことが多いらしく、その辺を気にしなくていい丹波市は来やすいんだと。田舎はどこも土地余らせているというイメージがあるが、実際のところそうでもない。単純に開けた車が何台も止められるスペースは実は限りがある。特に丹波市よりも山が深いエリアや、丹波市でも柏原町の城下町や篠山市の城下町のようにそれなりに観光地化を進めているところでは地味に駐車場問題が起こっている。

4、観光地化されていないこと
観光地化が進んでいくと、その界隈にあるお土産屋さんや飲食店では俗にいう“観光地価格”になり、高い割に量が少ない等、あるある状態になるが、丹波市ではこれといった観光地も少なく、観光で生きてきたという風土もよそに比べると強くないので、そこらへんの飲食店の大半はいうなれば“地元価格”。地元の人も食べにきやすい価格帯のお店が多く、ここの婦木農場さんのランチなんか大阪やよその観光地化が進んでいるような地域で食べるとなれば平気で2000円は超えてくるだろうところが婦木農場ではなんと1200円!美味いし安い!大満足!お土産屋さんのおばあちゃんの里も値段普通!売られている野菜もそこらへんのスーパーと同じくらいかそれ以下!最高やで丹波市!

5、道路がほぼ平坦で走りやすい
道路は基本的にほぼ谷間の平坦な道ばっかりで長距離ライドしやすく、若い頃に比べ体力なくなってきましたわって方でも楽しめる!

6、景色がいい!
道が開けていて山が迫ってきておらず、田舎ならではの田園風景が楽しめて普段乗ってる街中との違いを体で感じられて気持ちがいい!

という具合なんだそう。なので丹波市はチャリラーにとって最高なんです、とのこと。そうか、そういう感じなのか。
チャリラー誘致もっとしっかりやりゃあ色々遊べそうですな。いいお話をありがとうございました。
丹波市はチャリラーの間では有名なパナレーサーもあるし、ほんと色々やれるんじゃないかな。

あと、要注意事項として頂いたお話があって。
それは、飲食やお土産について。例えば丹波市にきたなら丹波市のものを食べたり飲んだりしたい訳で、それなのに例えばお土産屋さんに丹波市以外のものが売られていたり、丹波市のものじゃないものがあったりするとテンションが下がると。そりゃそうですわな。やっちゃあかんことのうちの1つですな。

その後もう一組。尼崎からきたというご夫婦。
旦那さんが俺と同じ年、奥様はうちの奥様と同じ年。なんかの運命かなと笑
また遊びにきていただこうかな。

久しぶりの移住相談現場。たまにはいいな、現場も。