33歳最終日


午前中は事務所周りの草刈り。

事務所周り

背丈が自分を超えてきた草刈りは、刈った後が実にめんどくさいことがよくわかった。
刈った後に全部地面に倒れてく訳なので、草刈り機が稼働しにくくなっていく為。あと、ツル系の雑草に弱いね、草刈り機。まとわりつかれたらもう動かへんくなっちゃうもんね。

手動の草刈り機の最強のやつとはどういうやつかなあ。
刈った草をその場で粉微塵にして排出しながら進んでいくやつとかあるならそれが最強かな。そんなんあったら、もはやこれまで人間が一人が一台の草刈り機もってやってきた仕事量を大幅に超えてきそうなので、仮にそんな最強の草刈り機が30万かそこらしても、今後頭数が減っていく一方の地方においては十二分に投資効果があるような気がする。

街中では人間の仕事が機械にとってかわられることを危惧するイメージが多いような気がするけど、地方に限ってはむしろ有難い話が多いんじゃないかな。田舎で巻き起こるシンギュラリティってどんな世界観なんやろうな。生きてる間に見てみたいもんです。

まめつー会議

夜は篠山でまめつー会議。
昨年の10月頃からいなかの窓と一緒にやってるこの丹波篠山まめつーしん。
なぜまめつーをやっているかというと、俺個人としてはこのまめつーという箱が誰か雇用できてまめつーだけで食っていけるやつが出てきたらいいなと思ってやっている。特にライター。なぜライターかというと、丹波篠山界隈でライター一本で食ってる人を見たことが無いから。地方のIT屋さんは専業で生きているやつがほんと少なくて、ライターはよりハードルが高い。価値が見えにくい分野。だからこそ、なんとかしてみたいのだ。

人口減が地方を強くする

人口減が地方を強くする
読了。なかなかごもっともな本。

ちゃんと地方のことを把握してないと言い切れないようなところもしっかり書かれてた。

地方創生とか地域活性化とか、よく意味がわからない言葉だけが一人歩きしてる中、結局自分とこにとって何を創生すべきか?何を活性化すべきか?あたりは、ちゃんと考えておかんとあかんですな。昨年、丹波市の移住相談窓口を受託する前から正直ずっと思ってた。このただのゼロサムゲームの中で、どういう立ち位置でどう動くことが本当の意味での地方創生、地域活性化になるのかという問い。