行方


さてさて、やって参りました、GWという名の大掃除週間。

手始めに家の台所の換気扇を掃除。油汚れでべったべた。年に2,3回はやっとかなあきまへんな。

その後庭掃除に突入。

冬の後にたまる葉っぱの量たるや(´Д` )
こないだの村の山掃除もそうやったけど、葉っぱの後掃除しようと思ったら大変。
それでもまあ、綺麗になるとバーベキューでもしよかなって気持ちになりますな。

そういえば家の敷地の一番奥に謎のスペースがあって、ここももうちょっと綺麗にしたらテント張ってキャンプできそう。自宅キャンプしよかな。キャンプすると庭が綺麗になるという一挙両得技が可能になるかも。

単純に火囲んで人と話したりしてると、なんだか普段話せないような話ができたり、不思議と深い話になる。キャンプ欲が上がってきた。

夕方フレッシュバザールにいってみると満車。普段どんだけおらんねん&出ていってんねん、というのが実によくわかる。特にこのGW、お盆、年末年始。

なんとなく、やっぱり時代としてはいい大学を出て、街中の大きな会社に就職してバリバリ働いて、結婚して家建ててっていう、いわばコテコテな未来予想図がやっぱり成功事例的な空気感がこの丹波にも流れている。生まれ育ったこの土地を出ていくことをよしとするこの風潮。これが決していいとか悪いとかじゃなく、ただ単純に、親の子供を想う気持ちの表れというか結果というか。それがいいと思っているんだからそうさせる、という感じの、自然な流れのようなもの。

地域や行政がどうとかっていうのは、所詮各家庭の集合体で、各家庭の都合が優先される。
なので子供らが外へ出ていくのが当たり前であっていいという家庭が多く、今問題になっているのは実際に出て行ったあとの自分たちの処理が問題になっている訳で、そこさえクリアになれば別にいいんじゃないかなと。自分らが死んだあとの家どないすんねん、農地どないすんねん、というところ。

多分、今各地方で一番最初に必要な、優先順位高い事項って、遺書書くってことやと思うねんけどな。
死後の行方をはっきりさせてないから、大変なことになっているものばっかりな気がしている今日この頃。