第三回コクリ!キャンプに参加するの巻


朝早く東京駅から満員の電車に乗り込み、北鎌倉駅へ。東京での久しぶりの満員電車はなんだか昔の通勤時代を思い出した。息苦しかったなあ、あの頃は。本当に満員電車が嫌いで。今の生活では満員電車がなくなっただけで相当平和。

駅で元氷見市長の本川さんらに遭遇、一緒に建長寺まで向かう。この日は一日建長寺で一年に一度のコクリ!キャンプ

コクリ!キャンプは年に1回、官公庁・地方自治体・地域リーダー・観光・農林水産業・NPO・企業・大学・専門家・メディア・IT・金融などの方々が集まって、さまざまな観点から対話を行うイベントで、今回はGI(generative intension)がテーマ。かなりかいつまんでいえば、今後100年先に向かって次の世代の波を意図的に起こそうってな具合。朝の10時から夜の21:30まで。終わってみれば一瞬。めっちゃいい時間だった。

終わってみてふと思うこと。

今回は二回目ということもあって、顔見知りがとても多く感じて安心感やら親近感やらがいっぱいだった。120人程いて名刺も3枚くらいしか交換していない程。それがなんだか嬉しかった。

あとやっぱり、このコミュニティは尻込みするくらいすごい人ばっかりやなと。俺いて大丈夫なんかなここっていう感覚がめっちゃ強いんやけど、それがほんと有難い話だなあと。感謝感謝。

今回は未来のことを考えていくはずが、途中の体を使ったワーク等で、未来を考えるより今のことをもっと見直したり、今に取り組むべきということになんか腹落ちした瞬間があって、やっぱりどんだけ明るい未来も暗い未来も、ちゃんとした今がないと気持ちよく迎えれないもんだなと思った。不思議なもので時の流れと思いではオセロみたいなもので、ずっと暗い過去を背負って生きてきた人がしっかりと充実した今(白)を手に入れた瞬間、過去を思い返し、一番つらかった時期なんかを振り返っているうちにそれが充実した今があるのはあの辛い時期のおかげだなと、捉え方がいい思い出に変わった瞬間に全てが白に置き換わっていくあの瞬間の感覚と似たようなところがあって。

未来と過去の狭間にある“今”。どんな今を過ごすことがGIを引き起こすのか。結局、今をどう扱う自分か?どう扱うか?が、その今回のテーマを考え答えを導き出す最短ルートのような気もした。自分は別に学術的な答えが欲しいわけではなく、今から今後をどう充実させていくか?という個別具体的な事象に最大限の関心があるので、今回得た感覚を言葉に現せるようになるまで今しばらく時間がかかりそうやけど、それは今抱えているものに真っ向からぶつかっていくうちに出てくるもんやろなと感じている次第。

ほんといい時間でした。ありがとうございました。