地元巡りday
今日の午前中は先日兵庫県からの依頼を受けて、丹波市氷上町にあるこうがやま児童館でママさん対象のカメラ教室(主にスマホでの撮影)を開催。しかしまあ、なんでわたくしなんでしょうねえ。プロなんてそのへんにいっぱいおるのに。
今日は15人程のママさんがこられ、一時間ということで時間もそんなになかったので構図についてあれやこれやとお話しして、その後実際に子供を撮ってみるなんてことをやって。
それにしても、自分自身はじめて児童館なるものに足を運んだけど、めっちゃいいやん児童館!家の中をおもちゃだらけにする理由を見失うくらい、こんだけの施設が近くにあったらもうおもちゃ買う必要ないなあと思う。
ママさんネットワークも広がるし、子供同士で遊ばせたりもできちゃったり。
自分自身も今色々あって絶賛ワンオペ育児中やけど、なんか安心感がある。お互い子育てあるあるを理解しあえる関係性での会話だとか、自分の子供と同じような年齢同士で遊んでいる風景を目にしたりとか。
自分はパパさんな訳やけど、パパさんネットワークが欲しいかといわれると、なんでか全然それは思わない。
なんやろな、結局安心できないよねなんか笑
自分の子供をポイッとできるかと言われるとできないし、特に娘やし。なんだかなあ。同姓が嫌とかそういうのじゃなくて。
不思議なもんで、若い頃ってなんか人と同じであることや、人と被ることが妙に嫌だったりした、服とか。ユニ〇ロ着ていって服装友達と被った時のげんなり感とか。
でも、オトナになって、家族ができてってくらいから、妙に他のご家庭の子育て事情の話なんかして、同じ境遇の人見つけると
『同じ同じ!!うちもそうそう!!笑』
と、妙にうれしくなったり安心感があったり。同じであることがなんだか気持ちよくなってくる。なんなんでしょうな、この現象は。ただの年のせいじゃないはず。
そして昼からは柏原高校にお呼ばれして、高校生から移住相談窓口って実際どんな感じなん?ということについて、インタビューを受ける、という授業に参加。
今を生きる高校生達に移住窓口の状況を知ってもらうというのは、将来的に結構意義があるなあと思う。自分達の町がどうなっていこうとしてるのか知ることができるという点で。
自分自身のことを考えても、実家がある大阪府吹田市にいざUターンするなんていうことがあったとして、別に地元のことをあれこれ知ろうとか調べようとか別に思わないというか、実家が健在だったらそんなこと思う前にスッと帰れてしまう。
親がどんな関係性の中で生きているのかとか、別にこれまで聞かされてもないし、どんないいことがあって、どんなめんどくさいことがあってっていう話はなぜだか家庭内で話題に上がらないというか。
地方の転出人口の多さというのが世間ではあかんことのようにニュースになったりしてるけど、要はあれってただの
『親としての子供に対するよかれと思う気持ち』
がそうさせてるだけなんだと思うようになってきたのと同次元で、子供にはしんどい思いとかさせたくないですわな。親心ってやつですな。好きなように自由にのびのび生きていってほしかったり。
だから、自分自身がめんどくさいしんどいと思ってることは、子供にはさせたくない心理があるというか。自分も子供ができて気持ちがわかるようになってきた感があり。
人口流出や地方の人口減少は親の“よかれと思って”が根本にある問題だから、複雑なんだろうなと。
でも、自分よりも若い人達にはみんな、“幸せになってほしい”という親からの気持ちがまず存在しているということは、ちゃんとしっておいて欲しいなあと。
と、こう思っている自分を客観的にみて、ああ、自分もまあまあ“親してるな”と、なんだか自己満足な余韻に浸りましたとさ。