ture-techからの廃校利活用フェア開催


昨年の夏に行われた、SoftBankと丹波市のインターンシップ事業、ture-tech

その一端の集大成である、廃校活用フェアが今日開催。

いやあ、なんかもう始まる前から感無量感がすごかって、地元のおっちゃんたちもまだ始まってないのに学生たちがいいイベントやってくれた!ありがとう!みたいなことになってて。それだけやろうとしてる気持ちがうれしかったんやろうなあと。

彼らのture-tech本番のプレゼンの中で、一番響いたのは質疑応答だった。

近隣の市区町村の廃校活用までやるってなると、それを遠阪小学校でやる意義はどこにあるのか?といった問いが投げられた時に即答で、

『いやぁ、だって遠阪小学校をなんとかしたいじゃないですか』

って言った時、まじ引くくらい衝撃やった。よその子らやのに、地元の子らよりよっぽどやる気やんかって。

あの応答を見てたオトナが、学生らに心動かされて、色んな準備をして、あんなこともこんなこともやろうと火がついて。本気だったから、火をつけたんだとほんと思う。

遠阪小学校だけのことでもない、青垣町だけのことでもない、学生たちも廃校チーム以外の子らも手伝いにきてるし、
近隣の市区町村も全国各地の事業主も巻き込んだ、めちゃくちゃ稀有なイベントに仕上がっていた。

廃校を使ってみたいと考えている事業者さんたちもなんだかんだで50社以上こられて。
めちゃくちゃいい感じだった。

結局この日の交渉で即決する人はいないだろうから、この後どこまで成約にもっていけるかというのは各自治体の担当者次第。そのお膳立ての機会創出としては大成功じゃないかな。

午前中までに駐車場一杯、学校にあったスリッパ足りなくなった等。廃校活用したいと考えている人達以外も沢山きてほんと絵に描いたような大盛況。地元の人も廃校になったその瞬間の日以来ちゃうかな、こんだけ遠阪小学校に人集まってきたの。

半年前に丹波市へはじめてきて、ほとんど市内を見て回る時間もなく市長にプレゼンして、その後予算とらせて、地元と交流して親睦を深め企画を練り直し、そして実現。たった半年間でこの規模を、おまけに地元が超満足いくカタチで開催できたっていうのはほんますごいこっちゃ。オトナでもここまでできるかどうか。

個人的な感覚としてはこのture-techからの廃校フェアが、この一年間で丹波市のシティプロモーション推進室関係で唯一、ちゃんと実行されて、ちゃんとカタチになったものじゃないかと思う。他の廃校も決まったと思いきや結局、やっぱ辞めたってことになり宙に浮いて、今回の廃校フェアで紹介される始末。シティプロモーション関係の補助金等も枠組みが決まっただけで実行は来年度。つまり今年度の実績とはいえない。そうなってきた時に、本当にこれだけがちゃんと実現。自分含む丹波市内のおっさんらの意地と気合いと根性とプライドで仕立てたった感もある。

振り返ってみてture-techはやっぱ最高やったな。これで来年度、丹波市がやらんゆうた日にゃあもう、二度と手伝わんとこ。