猪鹿柵点検と花見


昨夜は消防、寝たの0時、でもいつも通り子供らのわーわー泣く声に5時には目を覚まされ、日が昇る前に村の猪鹿柵点検。

今年の桜は異常に早い。例年より10日程早い気がする。もう満開ですなあ。

この時期の猪鹿柵点検は2週間に一度で輪番なので昨年の秋の台風前以来。うちの屋根がぶっ飛んだあの台風。

台風の後、村の山の倒木がやばいとは聞いてたけど、かなり倒れてる。猪鹿柵も付随してやばい。倒木が朽ちて倒れこむまで時間の問題かなぁ。

昨年、奈良の吉野で見学させてもらった、樹齢200年を超えた杉、檜に比べたら細すぎるし根がペラい。まじでペラい。これで木の加重を支えられているのかと言われれば、ただ重力で地面の上に乗っかってるだけといっても過言ではないレベル。丹波市は1秒でも早く人工林の間伐した方がいいなぁ。

昼から春の風景素材を撮りおさめるべく、市内をあちこち。夕方は久しぶりに水分かれ公園へ。

たまに、疲れているとフッと、夕暮れが綺麗な場所にいきたくなる衝動に駆られる。昔からそう。

丹波市はこんだけ広いのに、夕暮れを見るのにいいロケーションしている場所はかれこれ数年暮らしてきて、自分として満足いく場所は意外な程に3カ所しかまだ見つけられていない。

丹波市はどこも山に囲まれているので、海辺の水平線が見えるような町に比べ、日の出は1時間半程遅く、日の入りは1時間半程早い。夕暮れは水平線に沈むのではなく山に沈む場所が大半。おまけに集落のほとんどは一番海抜高度が低い道路からそれほど高低差がないところが多く、低いところから山を見上げる恰好で山に日が沈むから、夕暮れがそこまで綺麗に映えない場所がほとんど。

これらの環境下の中で、夕暮れが綺麗に見える為の条件としては以下三つ。
◆東側が山
◆西側が開けている場所
◆日が沈む西側に障害物ができるだけ低い場所

朝日よりも夕日の方がなんとなく好き。なんとなく、一日がいい一日だったと終われるから。始まりより、終わりの方が大事だ。