小さくやる
午前中はこれから会社を設立しようとしている二人と税務上、経理上についての打ち合わせ。
後々はともかく、最初の一年間にしっかりした先生方についておいてもらうというのは結構大事。うまいこといきますように。
昼からは高校時代の同級生の、中学時代の同級生(つまり初めましての人)が家族と友達を連れて来丹、悠遊の森へ。
昔からガールスカウトに入っていたこともあり、ゆくゆくは子供向けのキャンプ場がしたいという。その相談相手としては俺よりも実際にやっているやつがええやろうというので、ここ悠遊の森をここ数年ごりごり回しているフラワーハウスの花田君の方がええやろうと思いセッティング。
実際、よそから来た人がいきなりキャンプ場をやるとなると、まずこんだけの面積を入手できるのか?というところ。
それはそんだけの面積の土地を売りたい、貸したいと考えている人がいるかどうか。ちょっと前まではキャンプ場が閉鎖するので誰か引き取り手いませんか?ってな募集はちらほら、市外でも見かけたけど、最近はみなくなったような気もする。世の中の第一陣が入って、あまりいい結果になっていない証拠なのかなと思うほど、あまりいい話は流れてこない。
キャンプ場云々でもなく、いきなり広い土地をよそから来る人が所有するという事例は、基本的にほとんどない。地元の人もやばい人に所有されたくないという気持ちがあるのは当然だし、農業するにしてもそうで、Iターンで農業する人がいきなり広い農地を預かる事例はほとんどない。
お金の面もある。広い分お金もかかる。キャンプ場するとなると、水道の配管を通すのにまた莫大なお金がかかる。以前何かの施設だったという所だったとしても老朽化も進み補修工事等でもまたお金がかかる。とにかく、そんだけ面積が広かったら広い分お金が飛んでいく。
悠遊の森の事例と、色んなキャンプ場を見てきた視点からアドバイスもらって、次は竹岡農園へ。
いきなりキャンプ場でなくても、一軒の空き家とそれに付随する農地と山林があれば事足りるならば、という事例として引き合わせ。
この日の結論としては、一旦自分達がどこまでできるのか目処をつけていくために、一回場所かりてやってみる、やってみて考える、という結論に。
丹波市にきてからかれこれ5年とちょっと。
これまで見てきた中で、いきなりバカでかい投資した人ほど失敗してるイメージもあり。小さくやれる範疇からというのは安心して見ていられる。そういう意味ではいい着地だったかな。