持ちつもたれつ


昼過ぎからとある事業所さんと顔合わせ。
丹波市内に住んでかれこれ6年目。まだまだはじめましてもあるもので。

大体事業者さんから相談がある時というのは

1,人材不足の解消
2,売上あげたい

この二点に尽きる。今回のようにこれまでの事業展開において顧客が丹波市内でおまけに今後もずっと多分そうと思われる業態であった場合に頭打ちが目に見えてくる。そもそもの人口が減ってくるから。そうなってくるとじゃあ値段を上げたらいいかというとそれが一時しのぎでしかないことが容易にわかるので悩む。

例えば飲食店さんの場合だと飲食だけだと客足が減ってきてこのままではやばいってなったら例えばお菓子等イートイン以外での収益をとりに事業を他に拡大していくケースもあれば、コインランドリーさんがコインランドリーだけじゃ食っていけないということでガソリンスタンドやカフェを併設してみたりといったケースもある。結局、根本的にはこのままでは近い将来たちいかなくなるとわかった時点で何かしらの手立てを打つ必要がある。

多角化がこれまでの事業の延長線上で行えるものだったとしても、それはやはりこれまで本業一本だったとしたらそれはれっきとした二つ目の事業であり、二つ目以降は多角化。その際、会社は何の為に存在しているのか?何のためにその事業をやるのか?といった根本的なところを再確認しておかないと、後々になって多忙になってきたときに目的やらが行方不明になってただただストレスな日々に陥る、といったケースをよく見る。なので、わざわざやることでもないような気がするけど、でもやっぱり展開する際に意識の再確認はとても大事。

夜はma-noで飲み会。

ちょうどよく諸々相談したい連中がいたので参加。
田舎は一人でできることは限られているということをとても実感させてくれる場所。自分一人でできないことは誰かとやるしか方法がない。なので助けてもらうことも多々あるし、助けてもらうことが多々あるから自分に余裕があるときは人の助けに回る。

この持ちつ持たれつができない人には生きづらい場所。それが田舎。