鈴緒(すずのお)交換


朝一番、村の神社の小宮さんの鈴緒(すずのお)交換に立ち合い。

 


以前から10数年の時を経て千切れかかっていたところ、今回我々で交換しようという話になり。

『ネットでなんか一回適当なん見繕ってみてくれや』ってことで、今年に入って検索。

 

鈴緒なんてあるんかなぁと半信半疑で調べてると出てくる出てくる。めっちゃ出てくる。Amazonでも売ってる。

ほんともう、このご時世なんでも売ってるなあと。メルカリとか中古まで視野を広げたらもう、売ってないものを探す方が難しい。

鈴緒と一言で言っても、選択肢がめちゃくちゃあって。

◆鈴緒の素材
大麻か化繊か綿か。値段が大きく変わる。

◆鈴緒の長さ
長さによって値段が変わる。

◆緒の配色
三色か、二色(赤白)か、一色か。

◆鈴
大きさ、素材等

◆奉納の文字が書かれている木枠
つけるかつけないか、つける場合名前等文字を掘るか掘らないか(掘る場合1文字いくら)

◆取り付け金具いるかいらんか

◆設置工事してもらうかどうか


買うために決めなきゃいけないことが意外と沢山あり、おまけにネットで探してるとその会社が信用できるとこかどうかも調べなきゃならず。

3社ほど、よさげなところが出てくるもなかなか決めきらず。配色とかに何か意味があるとかってなればもうさすがによくわからない。

そこで、市内で売ってそうなところも聞きにいってみようと言う話になり、氷上町稲継近くの大仏堂さんへ。

 

『まさかとは思うんですが、神社の鈴緒、売ってたりしますか?』

『ございますよ』

『あるんや!』

いやほんと、失礼な話、大仏堂っていう名前から勝手に仏具だけかなと思ってました。仏事神事、一頻り揃っていて。

カクカクシカジカとご相談し、うまいことやってもらいまして無事取り付けまで。ほんと助かった。

 

 

他にもこれまでの生活においてずっとよくわからなかったというか、村の人に聞いても皆答えが違って確信がもてなかった仏事神事にまつわるあれこれを教えてもらい。

相談できるプロがいるというのは有り難いですな。ネットの情報だけではいまいち確信がもてない時とかは特に。

それにしても、鈴緒の購入しかり、神社に自分の名前が彫られる日が来るとは、これまで想像つかなかったなあ。自分の名前が刻まれるとなんか妙に嬉しいですな。

 

 

いい経験させてもらいました。

 

夜の集金常会のついでに、宮当人バトンタッチまでに残りやらないといけないことを確認。

あともう少し。